「芸術選奨文部科学大臣賞」音楽評論家 片山杜秀さん受賞

芸術の分野で優れた業績をあげた人たちに贈られる文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」に、音楽評論家で水戸芸術館の館長も務める片山杜秀さんが選ばれました。

今年度の芸術選奨文部科学大臣賞には、俳優の阿部サダヲさんや漫画家の青山剛昌さんなどとともに、音楽評論家で慶應義塾大学教授の片山杜秀さんが選ばれました。
片山さんは、世界的な指揮者、小澤征爾さんの後任として、去年11月から水戸芸術館の館長を務めています。
受賞対象の作品「大楽必易ーわたくしの伊福部昭伝ー」は、映画「ゴジラ」の音楽などで知られる作曲家の伊福部昭さんが北海道での原体験を軸に作曲にまい進した生涯を、片山さんの20年にわたる取材でまとめています。
贈賞の理由では「人生の細部に分け入って本心に迫りつつ、伊福部作品の音階やリズムを巧みな文章でよみがえらせた」などと評されました。
片山さんは「たくさんインタビューさせていただいたやりとりをもとに、極めて自由にまとめた一種の評伝のつもりですが、正攻法ではないと思っていました。喜びをかみしめるとともに、それに恥じぬ仕事をしなければと念じています」というコメントを出しました。

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