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自己愛性パーソナリティ障害の人たちと関わった経験談

最近ネットで「自己愛性パーソナリティ障害」が話題になっているそうです。
個人的には『やっとか…』という気持ちと『今さら…』という複雑な感情でいくつかの動画を観ました。
なぜなら、僕は過去に間違いなく自己愛性パーソナリティ障害であろう人たちと複数関わったことがあるからです。
『この人はなんでこんなことを平気でするんだろう?』と不思議に思い、色々調べてみて彼らが当時の名前で「自己愛性人格障害」であると理解しました。
その後全て上手く距離を取って逃げましたが、正直今でも傷は残っています。
同じ境遇の人もいるようなので、今回は比較的深く関わった自己愛性パーソナリティ障害の方三人について覚えている範囲で書いておきます(ある程度はぼかしています)。
なお、以下自己愛性パーソナリティ障害をNPD(Narcissistic Personality Disorder)と略します。

A

Aの癖は自分を大きく見せるための根拠のない嘘と、それを元にした自慢・マウント、その行為による相手の矮小化→隷属化です。
できもしないことをさもその道の玄人のように言ったり、大して知りもしないことをこちらが聞いてもいないのに、まるで専門家のように尊大に教えてき、暗に自分が上だと順位付けをしてきます。
その嘘は全く理論武装されておらず、子供でもすぐに分かるほど粗いものなのですが、矛盾や疑問点をつつくと怒ったり不機嫌になって空気を悪くします。
周りはそれがめんどくさいので、だんだんAの嘘を飲み込むようになっていきます。

Aは自分が全然できていない、知識も薄弱ということを絶対に理解しようとしません。
これは「認知の歪み」というNPD特有の症状だそうです。
例えばAは「俺は英語がしゃべれる」とことあるごとに自慢していましたが、実際は中学生レベルでした。
そんなことは普通どこかで自覚できるはずですが、Aはいつまで経っても本当に自分が英語が堪能だと信じて疑いませんでした。
普通ならどこに行っても排除されるタイプなのですが、Aは外面の良さで自分の周りに味方を常に配備しており、イエスマンがAの嘘を受け入れて褒めたり感心したりするのでまた余計にこじらせます。
僕がAの嘘を暴こうとしたり、論理矛盾を突いたりすると周りのイエスマンが後で僕を攻撃してくるということも何度もありました。
NPDの特徴はターゲットと1対1のときにモラハラを行うことと言われます。
相手を孤立させたい、自分の矛盾を他者に突かれたくないという意識からそうするようです。
しかしAは逆で、僕と1対1のときはわりと大人しいことが多かったと記憶しています。
一方、周りに一人でも味方がいるとなぜか僕を攻撃してきました。
たぶん味方の前で自分の強さや権力を誇示し、順位付けをするための攻撃だったのでしょう。
つまり僕はAの歪んだ自己愛を満足させるための道具だったということです。
それが分かってきたので僕はAと味方からできるだけ離れるようにしました。
また、どうしても関わる必要があるときはAだけ、味方だけとコンタクトを取ったり何かをするようしました。
しばらくするとAは僕がターゲットにならないと判断したのか、態度を変えてきました。
後々噂で、Aは別のターゲットを見つけてモラハラしまくり、めちゃくちゃ嫌われていると聞きました。
僕もそれなりに世界中でいろんな人を見てきましたが、Aほど邪悪な人間は知りません。
Aから受けた傷はいまだに残っています。

B

Bの特徴は攻撃性です。
威嚇する、脅す、怒鳴る、つるし上げるなどなどを日常的に行っていました。
ただ、Aほどバレバレの嘘はついていなかった気がします(一般よりはやや嘘の傾向が強い)。
また、Bは周りからの賞賛を過剰に求めるタイプでした。
これもNPDの特徴の一つだそうで、幼少期のトラウマが原因と言われています。
Bはとにかくどんな場面でも賞賛を求めて自慢をしたり、行動を起こします。
表面的には気さくで誰にでも笑顔で話しかけ、とっつきやすい人物なのですが、それは自分を賞賛するマシーンを量産するための行動だったようです。
また、Bは自分を賞賛する人間には愛想よくする一方、ちょっとでも自分を批判的に見たり、自分の元を離れた人間に対しては驚くほど冷淡になり、おおっぴらに陰口を言ったりします。
実際にそうした態度の変化を何度も目の当たりにしました。
Bは攻撃性と自己顕示欲が強い一方で、驚くほど権威にもろい人物でした。偉い人の前ではびっくりするぐらい素直で、言うことを聞き、持ち前の攻撃性は微塵も出しません。
権威に弱いところもNPDの特徴のようです。
Bとはそこまで深いつながりではなかったので自分がもう限界だと思った時点ですぐに離れられました。
あの攻撃性と自己顕示欲さえなければ素晴らしい人物だったんですが……。

C

Cの特徴は、他人を持ち駒のように使うことです。
僕は前からCに憧れていて、あるとき偶然仲良くなることができました。
僕は天にも昇るように舞い上がって、自分がどれだけCを尊敬しているかを一生懸命語りました。
おそらくこのとき、Cは『こいつは使える』と思ったのでしょう。
その後折に触れちょっとした雑用などを命じられるようになり、僕は喜んで引き受けていました。
ただ、少し気になるところもありました。
Cは用事を頼む際は常に丁寧で礼儀正しいのですが、頼み終わってこちらが用事を済ませると毎回素っ気なくなります。
こちらとしては「今回も助かりました、ありがとう」とか「おかげで○○が上手くいったよ」といったちょっとした事後報告程度でよかったんですが、それすら一切ないことで『あー多分俺、便利な雑用処理係としてキープされてんだな』と理解しました。
まあ立場の上下もあるし、僕も昭和生まれなのでそういった関係性もそこまで嫌ではありません。
ただ、憧れていたCが自分を慕っている人間を雑用係としてキープするような人だと分かって、相当がっかりしました。
実際、Cは僕のような雑用係を何十人、下手したら三桁単位で持っているようでした。

そこから改めてCの交友関係や人付き合いの仕方を観察してみると、波に乗っている人には上手に近づき、落ち目だったりトラブルを抱えている人からは絶妙に距離を取る様子が見て取れました。
いっときはそうしたCの様子を見て、彼のように用途に応じて人との距離感を変えていくことが正解なのかと本気で考えたこともありますが、僕の性に合わないのと、たとえ後輩とか自分より下の人間でも人を利用することにどうしても抵抗があるのでそれは違うという結論に達しました。
Cについてはサイコパスなんだろうなと思っていましたが、恐らくサイコパシーの強いNPDなのでしょう。

三人の特徴

この三人は、見事に同じ特徴があります。
それは親に問題を抱えているということです。

具体的にどういう問題かは伏せますが、三人とも全く同じ問題です(例えば母親が蒸発した、とか)。
NPDは過去のトラウマや劣悪な家庭環境で発症しやすいと言われますが、まさにそのようです。
まあ、そう考えると同情しなくもないですが、一方で家庭に問題があっても精神疾患を発症せず、立派に成長する人はいくらでもいるので、やはり本人の問題が大きいのでしょう。
これから結婚などを考えている人は早めに親との関係性や生い立ちなんかを調べておくといいかもしれませんね。
家族関係からパートナーの隠れた本性が見えてくるかもしれません。
そういった意味で家と家の結婚という概念は正しいのかもしれないなとふと思いました。
個人と個人では実際結婚して生活するまで見えてこないものがある、というのを先人は知っていたのかもしれません。

NPDは逃げたら勝ち

これはメンタル系の動画などで専門医が必ず言っていることですが、NPDからは逃げるのが一番です。
闘って勝つとか、改善させるなんてことは素人が考える必要はありませんし、無理です。
臨床心理士の先生ですら手を焼いているというようなことをYoutubeなどで言っておられますしね、
そもそもNPDは認知が歪んでいるので正論も証拠も通用しません。
議論なんて成立しないし、仮に動画などに撮って本人の言動を見せても理解しようとしないでしょう。
ただ、NPDはこちらが逃げ辛い状況を巧妙に構築します。
Bがそれですね。
僕もしばらくの間『逃げたら陰口言われる…』と思って躊躇していましたから。
Aも僕をなんとか逃がさないように画策していた節がありました。
関係性によってはお金で逃げられないようにしている人もいるでしょう。
「なんでさっさと逃げないの?」と簡単に言う人はNPDの怖さが分かってません。
やつらは本当に巧妙に罠を張ってきますから…
ただ、僕の経験上逃げたらNPDは追ってきません。
悪口はたぶんめっちゃ言われますが、NPDはストーカーにはなりにくいような気がします。
プライドが高すぎて犯罪のリスクを冒せないのと、基本NPDは究極のビビリかつ繊細ちゃんなので、逃げられたことに対して内心は傷付き、『次は何をされるんだろう?』とビクビクしていると思われます。
実際上記三人逃げても誰も追ってこないどころか、ラインやメールなども一切来ませんしね。
最も攻撃的なBですらそうだったので。
NPDの攻撃性やいやらしさ、執拗さから『逃げたら何されるか……』とビクビクして逃げられない人は、勇気を出して今すぐ逃げましょう。
ただ、本当にストーカー気質がある人(多分NPDとはちょっと違う)に関しては追ってくる可能性があるので、そこは警察に相談してください。

NPDはどうせ不幸になるから反撃しなくていい

あとNPDにどうしても反撃したい、復讐したいと思っている人もいると思います。
僕もある時期まではそう思っていたことがありますが、NPDを知るにつれて考え方が変わってきました。
NPDの末路は間違いなく孤独で悲惨です。
そりゃそうですよね、他人を見下し、モラハラしまくり、人を道具のように扱い、嘘ばかりつく人間が幸せになれるはずがありません。
NPDには必ず天罰が下ります。
上記でいうと少なくともAとBはそういう人生になっています。
自分が苦労して怖い思いをして制裁を加えるまでもなく、社会が必ずNPDに罰を与えてくれるので、反撃、復讐はする必要がないのです。
また、専門家が動画で「NPDに反撃を企むことで自分が精神疾患になっていく」みたいなことがあると説いていました。
確かに、他人を攻撃する、罠に嵌める、ぐうの音も出ないほど論破する…といった行動は、ある意味NPD的です。
NPDを退治するために自分がNPDになってしまっては意味がありません。
そもそもNPDから受けた仕打ちのせいで既にその萌芽が芽生えているとも考えられますし、そんな悪の華をわざわざ培養し、咲かせる必要はありません。
さっさと引っこ抜いて捨てるためにも、NPDへの反撃・復讐はやめておきましょう。

NPD関連本

注意:こちらの本は読んでいません。おすすめというわけではないので自己判断でお読みください。

八幡謙介ギター教室in横浜


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コメント

2
ふじたごうらこ
ふじたごうらこ

なんかめちゃくちゃわかりやすくて納得の嵐。
彼ら彼女らは「良い人」を演じるのが異常にうまい。
逃げるのが一番だけど、本当に頭にくるわ。

八幡謙介
八幡謙介

ありがとうございます。NPDからは逃げるが勝ちですね。

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ギター講師/作家/等価交換理論創始者。バークリー音楽大学卒業。横浜にてギター教室を営んでいます。 ホームページ https://yahatakensuke.com/
自己愛性パーソナリティ障害の人たちと関わった経験談|八幡謙介
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