この問題は足し算だけの問題です。しかし、数字が少し大きいので、繰り上がりの計算が多く発生しそうですね。繰り上がりがある分だけ、計算ミスをしてしまう可能性がグッと高くなります。
今回は、できるだけ繰り上がりが発生しないように計算式を変形して計算してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
33+44+16+27
計算しやすそうな組み合わせを見つけることが重要です。
解説
この問題の答えは「120」です。
ただの足し算なので左から順に足していけば答えを出すことができますが、もちろんそのような方法では計算しません。ある工夫をすることで、もっとスマートに計算ミスを防ぎながら解くことができます。
そのためには、結合法則と交換法則の二つを使っていきましょう。
<交換法則>
計算する数を入れ替えても結果は同じになるという法則。
a+b=a+b
※引き算と割り算には適用できません
<結合法則>
計算順序を変えても結果が同じになるという法則。
a+b+c=(a+b)+c=a+(b+c)
※引き算と割り算には適用できません
この二つの公式を使うと、自由自在に計算順序を入れ替えることができます。問題全体を見通してみると33と27、44と16をペアにして足せば、キリの良い数になることが分かります。
33+44+16+27
=33+(44+16)+27 ←結合法則
=33+60+27
=33+27+60 ←交換法則
=60+60
=120
暗算で計算する際は、頭の中でペアを作って計算すると良いでしょう。
二つの公式を使うだけでキリの良い数のペアができ、計算しやすくなりましたね!
まとめ
単純な足し算でしたが、工夫の仕方次第ではかなり簡単に解くことができました。
二つの法則を利用しましたが、このどちらかが欠けていては自由に計算順序を入れ替えることはできないので注意しましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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