田辺市の庁舎跡地に大学設立の構想 兵庫県の財団が提案

兵庫県宝塚市の財団法人が、田辺市役所の旧庁舎の跡地を活用して、新たに大学を設立する構想を田辺市に提案し、市側も実現の可能性について検証を進めています。

田辺市によりますと、大学の設立を提案しているのは、兵庫県宝塚市にある一般財団法人、「立初創成大学設立準備財団」です。
田辺市は、高台移転にともない使われなくなった市役所の旧庁舎の跡地の活用を議論する市議会の特別委員会で、ことし1月に提案を受けたことを明らかにしました。
財団の構想では、仮称、「熊野立初大学」を市が設置主体となる4年制の公立大学として設立し、財団のメンバーなどで構成する公立大学法人が運営を担う計画だということです。
計画では定員は144人で、文理融合の教育を行う、「ユニバーサル・イノベーション学部」を設置したいとしています。
市は、財団からの提案を受けて入学者の確保の見通しなど実現の可能性について検証を進めているということです。
市は旧庁舎の跡地に立体駐車場を整備する方針を決めていましたが、検証の結果を踏まえて改めて検討するということです。
田辺市は、「旧庁舎の跡地やその周辺は、まちのにぎわいづくりや経済の活性化にとって重要な地域であるため、財団からの提案を慎重に検証していきます」とコメントしています。

和歌山のニュース