女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが7日更新され、次週(10~14日放送)の予告動画が公開された。
次週のタイトルは「離れとってもつながっとうけん」。7日の放送ラストには2020(令和2年)2月、大型クルーズ船の乗客乗員から新型コロナウイルス感染が確認されたという衝撃的なニュースが入ってきた。予告動画ではまず、結が働く大阪新淀川記念病院で看護師たちが防護服にマスク、保護メガネなどで完全防備し、次々と運ばれてくるコロナ感染者たちに対処する様子が映し出される。
「レッドゾーン(隔離対象者が在居している部屋などのウイルスの多い区画)の中はほんまにひどい状況やよ」という看護師の声が聞こえてくるなか、管理栄養士の後輩、石田拓(吉田剛明)の「先輩、辞めちゃうんですか?」といった質問が聞こえる。弁当の共同開発を進めたコンビニエンスストアの会社からスカウトを受けている結だが、「本当にごめんなさい」と病院内で頭を下げるシーンも。
また、結の祖母・佳代(宮崎美子)と母・愛子(麻生久美子)がビデオ通話でパソコン画面から手を振っているシーン、結の父・聖人(北村有起哉)が「ヘアサロンヨネダ」の中で、神戸市役所職員の若林建夫(新納慎也)と離れたまま〝エア指切り〟をしているようなシーン、結の娘・花(宮崎莉里沙)がスマートフォンを手に泣いているようなシーンが登場。
最後には結が花を抱きしめる映像が出てきて、「ママにとって大切な仕事なんよ」という結の声がその映像にかぶるシーンで締めくくられた。
フォロワーからは、「コロナ禍の話題か。この時は本当、どうなるのだろうと思うほど辛かった」「つい数年前なのにコロナ禍の再現を見て、こんな時あったなって辛くなりました。自分も妊娠中で不安だったなぁ」「結は病院関係者なので、コロナ禍の病院をリアルに見せていただけるものと期待しています」「コロナの話も入るのね。なかなかに見るのもしんどい朝になりそう。花ちゃんも学校で大変だっただろうに。もっと楽しい学校生活を送る筈だった子供達に、それでも楽しかった思い出もあるよっていう経験がある事を祈りたい」といった感想が寄せられている。