ノーベル平和賞受賞 日本被団協・田中さん講演
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表委員で、新座市在住の田中煕巳さんが23日、鶴ヶ島市内で講演し、核廃絶への思いを訴えました。
講演会には、市民などおよそ240人が参加。
講師を務めた田中さんは、70年近くにわたって核兵器の廃絶を訴え続けている日本被団協のこれまでの活動について語りました。
ノーベル賞の受賞について、田中さんは全く心の準備ができていなかったと話したうえで、日本被団協の受賞は、「各県の被爆者の団体に与えられたもの」と述べました。
また、今後は核兵器の廃絶に向けて、若い世代に引き継いでいくことが大事だと訴えました。