「えっ、MT免許が“特別”なものになるの!?」 2025年4月から運転免許のカリキュラムが変更! 原則AT車のみの教習に
MT免許は限定解除教習で取得可能に…!?
2025年4月1日から普通車MT免許のカリキュラムが変更され、普通車AT限定免許が基本となります。もしMT免許にしたい場合はAT限定免許のカリキュラムに加え、限定解除の教習を受けることとなります。 【画像】「えぇぇぇぇぇ!」これが「 ガチのスポーツカーじゃないのにMT設定のある日本車」です!写真を見る!(22枚)
カリキュラムの変更によって普通車MT免許を取得する場合は、普通車AT限定免許の教習を修了し、卒業検定を受けた後に、限定解除の教習と限定解除の審査を受ける形に変更されます。 なお、4月1日から普通車MT免許の教習カリキュラムは変更されるものの、変更後のカリキュラムへ即時完全移行するというわけではありません。教習所によっては、従来の普通車MT免許の教習(技能教習のほとんどをMT車で行う教習)をしばらく継続するところもあります。 ただし、従来の普通車MT免許の教習の移行期間がいつまで継続されるのかはわかりません。そのため、MT車で教習する従来の普通車MT免許の教習を受けたいのであれば、従来の教習方法を受け付けている教習所に入校するとよいでしょう。 2025年4月1日以降、普通自動車運転免許は原則AT限定免許となります。つまり、MT免許を取得したいと思って教習所に入校しても、教習の大半がAT車での教習になるということです。そのため、MT免許にする際に受ける限定解除の教習の時間と限定解除の審査(試験)のときのみMT車を運転するということになります。 また、限定解除の教習および審査は、教習所内で完結するため、新しいカリキュラムでMT免許を取得する場合、MT車で路上教習を受けることなくMT免許を取得できてしまうことになります。 普通車MT免許と普通車AT限定免許の教習が分かれている従来の教習であれば、運転免許取得後すぐにMT車で路上を走ることができたでしょう。しかし、新たなカリキュラムでは、一度もMT車で路上の運転をしたことがない運転者が、免許取得後に初めてMT車で一般道路を運転するということになります。 教習所内で再現できない路上ならではの交通状況に対応する練習をしていないMT免許取得者が、初めてMT車で一般道路を走行した場合、発進手間取りや予期せぬトラブルなどが発生する可能性があります。 2025年4月1日からスタートする新たな普通自動車運転免許のカリキュラムは、MT車の運転ができる運転者の育成という点で考えると疑問点が残る変更といえるのではないでしょうか。
齊藤優太