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ChatGPT 4.5は不評!? 使い道を探ってみた

「ChatGPT 4.5がイマイチ」「遊んでみたけど使い道がわからない」
——SNSではそんな声を多く耳にする。

世間からは、「絵を描かせたりパチモノのゲームをつくらせたり、ちょっと調教して笑いを取るくらいが関の山」 という厳しい評価が下されている。

確かに、SNSではふざけたやり取りや、妙な文章生成を楽しむ事例が目立つ。しかし、本当に「遊び」以外の使い道がないのだろうか? 

この記事では筆者自らまる二日かけて使い込んだ結果をもとに、具体的な活用方法と未来の可能性を探ってみたい。


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1. ChatGPT 4.5が「不評」と言われる理由

まずは、なぜ「ChatGPT 4.5は不評」と言われているのかを整理したい。色々あるものの、一番はSNSなどで見かけるユーザーの投稿だろう。

以前はChatGPTの新バージョンが登場すると、驚きや感動をもって迎えられた。しかし、今回のバージョンは、目に見えるほどの進歩がなかった。それは、現在のo1シリーズが極めて優秀だからだ。

SNS上では「画像を生成させた」「アスキーアートを描かせた」「ポケモンのパチモノゲーを作った」などの“ネタ”が中心だ。“ネタ投稿”が中心となっている。生成AIはプロンプト一つで結果を出せるため、どうしてもエンタメ志向の使い方が目立ちやすい。

※もちろん、claude 3.7 sonnet という優秀な競合する生成AIがあるという理由もある。

2. Deep Searchの機能は向上した?

では、ChatGPT 4.5をどのように仕事に活用できるのか。特に注目したいのが「Deep Search」だ。

これは従来の「o1」で追加された機能で、お願いした内容について膨大な情報を調べ、情報をまとめる機能だ。使ってみると、ChatGPT 4.5は質問の深掘りや複雑な文脈の整理に優れているようだ。

特に、情報の統合や関連情報の発掘能力が強化されており、o1と比較して専門的な文献や複雑な情報の関連性を抽出する能力が高くなっている。ただし、論理推論や体系的な情報整理はo1の方が優れているため、両者をうまく組み合わせるのが理想的だ。
例えば、文章を書くための初期段階ではChatGPT 4.5を使って幅広く情報を収集し、その後o1で整理・構成する、という役割分担が有効だ。

実際、私のことを調べて貰ったが、o1は同姓同名の他人を途中まで調べている。(書いてあることは同じだが、4.5の方が内容をしっかり書いてくれていることが分かると思う。

4.5
https://chatgpt.com/share/67c2e11a-ccf8-8002-b163-14ffa0acecc0

o1
https://chatgpt.com/share/67c2e178-22f4-8002-91cd-5ad217849f4e

3. ニッチな分野のプログラミングは?

個人的に気に入ったのは、「ニッチなコード生成」だ。

チャット型AIにプログラミングの問い合わせをしてみた経験がある人は多いと思うけれど、「ChatGPT 4.5」では一段と幅広い範囲のコードを生成できるようになっている。

とりわけ、画像解析系のプログラムやライブラリの利用手順など、以前のモデルが不得意だった分野にも手が届くようになった点は大きい。実際、一部のエンジニアからは「ChatGPTはお金になる分野のプログラミングはできない」と揶揄されていた。

例えば、Pythonを使った画像認識のサンプルコードを生成する際、従来のモデルでは対応できないことも多かった。しかし、ChatGPT 4.5はOpenCVやTensorFlowといった定番ライブラリだけでなく、よりニッチなライブラリや最新の手法についても、ある程度のコード生成が可能になっている。

4. 文書作成の効率化:「4.5」の感受性 と「o1」の構成力

続いて、文書作成の支援機能。

ChatGPT 4.5は、自然な文体表現や内容の多様性が強化されている。

例えば、アイデア出しを指示すると、従来よりも具体的な表現を加える傾向が見られる。

ChatGPTが何ができるかについて文章を作るように指示すると、以前は「アイデアを出す」や「創造的な文章を出す」だったのが、「キャッチコピーのアイデアを出す」や「ライトノベル風の文章を生成する」のように、より具体的に表現してくれるようになった。

また、「です・ます」調ではなく、「だ・ある」といった文体でも書ける点は個人的に好感が持てる。

一方で、o1は構成力や論理展開のわかりやすさで勝る。アイデアがある程度固まっている場合は、o1に文章を整理してもらうことで、より完成度の高い文章が作れる。

このように、「4.5」は感性や表現力に強く、「o1」は構成力に長けているという住み分けが可能だ。

実際に文書作成をする際も、まずはChatGPT 4.5と相談しながらアイデアを作り、その後o1モデルに文書構成を整えてもらう——というふうに“役割分担”させると、かなり文章を書くのが楽になる。

ただし、4.5も文章自体は面白くないし普遍的なことしか書かないことには変わりない。

これは、AIがネット上の情報を基に学習しているためであり、無難で役に立たない文章になりがちなのは仕方のないことだ。

5. 教訓:極端なことを言っている奴は当てにならない。

今回使ってみて分かったことは、使い道は確実にあるということ。

世の中の人はプロダクトを見て「今の価値観」で判断しがちであり、その中から画期的な方法論を見出す人はごくわずかだ。多数派は無意識的に「現状の延長線上」の使い方を選ぶ。

しかし、生成AIの能力は確実に向上しており、ChatGPT 4.5の裏で進化を続ける推論モデル(いわゆる「oシリーズ」など)が今後さらなるブレイクスルーを起こす可能性があるだろう。

おわりに

ChatGPT 4.5に関する評判の悪さは、「誰でもすぐに使いこなせる機能」が少ないからかもしれない。

しかし実際には、Deep Searchでの高度な検索や、ニッチなコード生成、そして文書作成支援といった、実用的な用途は十分にある。

世の中の評価はどうであれ、技術の進歩は着実に進んでいる。多くの人が生成AIを過剰評価していただけかもしれない。

道具に文句を言っても意味はない。

重要なのは、その道具をどう使うか——それが私たちユーザーに求められていることだ。


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コメント

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小林ハヤト
小林ハヤト

ChatGPT 4.5がイマイチという声を耳にしますが、もしかするとその理由は「明確な成果物」を求めすぎているからかもしれません。4.5の真価は、対話を通じてアイデアが思いもよらない方向へ広がり、深まっていく過程にこそあります。完成形にこだわらず、会話のなかで生まれる「ゆらぎ」や変化を楽しむことで、初めて4.5の良さが見えてくるのではないでしょうか。

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