【1周年】100日チャレンジ後1年間に私に起きた変化
「100日連続でプログラムを作り、毎日成果をSNSに投稿する」
あのときは“とにかく続けるしかない”という気持ちでがむしゃらに走り続けた。
そんな無謀のようにも見える挑戦を終えてから、気づけばもう1年。あれから私を取り巻く環境は大きく変わった。大学を卒業し、エンジニアになり、賞をし、講演をし、会社を設立し、本を出版した。
今振り返れば、あのチャレンジを境に世界の見え方が変わり、人とのつながりや仕事の幅も大きく広がった。私の人生の「ターニングポイント」だった。
そんな私の「ターニングポイント」から1年経った今、この1年について振り返ってみようと思う。
1. 100日チャレンジとは?
【祝100日達成】 Day 100! オセロ作ってみた!
— Luna@SE (@Luna_SE_Jp) February 4, 2024
10/28から100日間、Chatgpt を使い、pythonのゲームプログラムを作って投稿してきました!
毎日約10時間、950時間かけて辿り着いた成果です!
応援してくださった皆様、ありがとうございました!#100日チャレンジ #拡散希望 pic.twitter.com/oagrlgAcum
2023年10月28日、私は「100日チャレンジ」を行った。その時私は4つのルールを決めた。
毎日Pythonを使って何かしらプログラムを作る
夜6時に動作する動画をSNSに投稿する
100日間とにかくやめない
前日よりも良いものを次の日に投稿する
私が「100日チャレンジ」を始めた最大の理由は、1月に控えていた学会で成果を発表するために、プログラミングスキルを急速に高めたいという思いがあったからだ。
あっという間の100日だったが、実際には一日一日が必死で、「できること」を増やすことに全集中していた。チャレンジが終わった直後は「やっと終わった……」という安堵感も大きかったが、同時に「本当にやり切った」という自信が、次へのステップを大きく押し上げてくれた。
詳しくはこちら↓
2. Deep Searchに聞いてみた!
今 ChatGPTのDeep Searchが流行っている(書くのが面倒だった)ので、とりあえずChatGPTに私の今年の実績について聞いてみた。(以下、Profile と年表はDeep Search 著)
Profile
大塚あみは、2001年生まれの日本のソフトウェアエンジニア、研究者、著述家です。中央大学在学中に情報工学分野の研究に取り組み、2024年3月に卒業しました。卒業後は国内のIT企業にソフトウェアエンジニア(SE)として就職すると同時に、大学の教授と共同研究を続けています。また、自身の経験をもとに技術記事や書籍の執筆も行っており、「生成AIに育てられた第1世代」を自称して生成AI技術の普及に努めています。2024年12月には合同会社Hundredsを設立し、代表(CEO)に就任しました。
年表
2023年10月-2024年2月:100日間毎日1本のプログラム(アプリやツール)を開発してX(旧Twitter)に投稿する自己挑戦企画「 #100日チャレンジ 」を実施
2024年2月:「#100日チャレンジ」で制作した成果を、スペインで開催された国際会議 Eurocast 2024 にて発表
2024年6月:情報処理学会の会誌でも「#100日チャレンジ」の取り組みが紹介される
2024年9月-10月:国立情報学研究所(NII)主催のシンポジウム「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム」にて、「#100日チャレンジ」の成果を2度にわたり発表
2024年9月:東京で開催の国際会議 IEEE CogInfoCom 2024(第15回認知情報通信国際会議)にて、「#100日チャレンジ」に関する論文を発表し審査員特別賞を受賞
2024年12月:自身の会社「合同会社Hundreds」を創業し、代表に就任
2025年1月:初の著書『 #100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』(日経BP)を出版。電子版先行発売後、紙版発売時にはプログラミング分野でベストセラー1位となるなど話題を集めた。
この本の執筆ストーリーはこちら!
3. この1年で変わったこと、変わらないこと
変わったこと
いわゆる「社会的な立場」や「評価」が変わった。
学生のときは自分の作ったものを誰かに使ってもらう機会は少なかったけれど、今では企業からソフトウェア開発の案件を受注し、エンジニアとして仕事をしている。
スキルを評価されることで収入源が広がり、金銭的にも自立できるようになった。
さらに、メディアから取材を受けたり、講演の依頼が来るようになったのも大きな変化だ。実績がたくさんあるので、自分の名前を出すだけで新たなチャンスが次々と巡ってくるようになった。
変わらないこと
一方で、「他人の価値観ではなく、自分の価値観で生きる」という行動指針はまったく揺らいでいない。
100日チャレンジをしていた頃から、私は常に「自分が楽しいか」「自分が納得できるか」を判断基準にしていた。
この芯の部分は変わることなく、むしろ「社会に出ても曲げない」という自信に転じた感覚がある。
100日チャレンジを行ってから、自分の成果物やプロセスを”形”にすることが自然とできるようになったと思う。
4.最近注力していること
現在の主な活動内容は、おもに4つに集中している。
取材や講演の対応
大学や企業からの講演依頼が増えたことで、資料作りやスライドの準備などの時間が多くなった。人前で話すことに最初は緊張したけれど、今はだいぶ慣れた。
ソフトウェア開発案件
複数の開発案件・プロジェクトを抱えている。ネット上では世俗的なことばかり書いていると思うけれど、6割くらいはソフトウェア開発のお仕事をしている。
研究活動
大学教授との共同研究を続けており、生成AI技術を教育現場やソフトウェア開発工程にどう応用するかを主なテーマにしている。
ChatGPTなどのAIツールが普及したことで、新しい学びの形が見えてきたけれど、世の中はまだあまり変わっていない。この分野で論文を出して、博士取りたいと思っている。
次世代プログラミング教材の開発
これは私がいま最も力を入れているプロジェクト。多くのプログラミング教材は「文法を覚えて、地道にコツコツ学ぶ」スタイルだけど、私はもっと“怠惰な人”向けの教材があっていいと思っている。
ChatGPTや自動コード生成ツールを使えば、ゼロから文法暗記をする必要はない。むしろ「何を作りたいのか」を軸にし、そのプロセスで必要なところだけ学ぶようなカリキュラムがあってもいいのではないかと思う。
個人的には「努力の過程よりも結果を出すことが重要」という環境にいる人(学生や社会人含め)が、より気軽にプログラミングを活用できるための新しいアプローチを模索しているところだ。
多くの人はプログラミングを学びたいのではなく、学業や仕事で仕方なくやっているだけなので、最短で作ろうとしたらなぜかできるようになっているという、私のやり方が合っていると思う。
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おわりに
こうして振り返ってみると、たかが1年、されど1年。私の人生にとって「100日チャレンジ」が大きな転換点であったことは間違いない。
あのとき切磋琢磨して得たスキルと経験は、今の私の仕事や研究、そして新しい挑戦に直結している。
しかし、まだまだ「これで終わり」ではない。私の目の前には、研究・開発・教育とやることが山ほどある。
この先も、誰かの「こうした方がいい」を鵜呑みにするのではなく、「自分がやりたいこと」を見極めて一歩踏み出す。その姿勢が何よりも大切だと、私はこの1年で強く感じた。
さらに面白い世界を見てみたい。それが私をを動かしている。
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