夜ふかしの正当な言い訳集| 科学が証明する夜型生活のススメ
また夜ふかししてるの?
早く寝なさい!
朝はやく起きてやればいいじゃないか!
こんな言葉、言われたことありませんか?私もよく言われてきました。夜ふかしが好きな人、あるいはつい夜遅くまで起きてしまう人にとって、世間からの視線は少し厳しいものがあります。学校や職場でも「早起きは成功の秘訣だ」とか「遅刻は怠惰の証拠だ」と言われがちです。
実は、科学や社会実験によって、「夜ふかしにはメリットがある」ことが証明されています。そんな「夜型生活」を擁護するためのデータやエピソードを集めてみました。
1. 若者の体内時計は夜型にシフトする
若者が夜ふかしをしがちな理由は、生物学的なものに根ざしています。10代から20代前半にかけて、体内時計(サーカディアンリズム)は自然と遅れる傾向があります。この現象は「睡眠相後退症候群」として知られ、メラトニン(眠気を誘うホルモン)の分泌が通常より遅れるため、夜型になりやすいのです。
実際に、ワシントン大学の研究では、シアトルの高校で始業時間を遅らせた結果、学生の平均睡眠時間が34分増え、学業成績が4.5%向上したことが報告されています。
言い換えれば、「若者の夜ふかしは、自然の摂理」。年を取ると早く起きられるだけ。これを理解せずに一律に押し付けるほうが不自然なのではないでしょうか。
2. 深夜は集中力と創造性が向上する
深夜の静けさ、あの特別な時間、感じたことはありませんか?周囲の雑音が減り、自分だけの世界に浸れる深夜は、集中力を発揮しやすい環境です。特に創造的な仕事や趣味には、夜間が最適だと考える人も多いです。
実際に、多くの調査において、夜型人間の多くが「深夜に最も創造性を発揮する」と回答。執筆やアート、ゲーム開発などで成果を上げるクリエイターの中には、夜型生活を実践している人も少なくありません。ちなみに私も2時くらいに寝て9時くらいに起きる生活をしているので、この一人です。
(調べたら色々見つかりました。論文が引用されている文章もあったので参考になれば。)
3. ストレス解消のための「自己時間」確保
現代の若者が夜ふかしをする理由の一つに、「リベンジ夜更かし」という現象があります。これは、日中の忙しさやストレスに対する「自分だけの時間を取り戻す」行動です。
中国の2021年の調査では、夜更かしが短期的にはストレス解消や気分のリフレッシュに効果があることが示されています。この「自己時間」は、特に若者にとって重要であり、これがないと精神的なバランスを崩しやすくなると言われています。
夜ふかしをすることで、むしろ日中のストレスをリセットし、明日に備えるのです。昼間の時間は会社や学校に奪われてしまうため夜にしか自分のしたいことができない人が多い――この理由は、十分「正当」ですよね。むしろ、奪われる時間が長いことを問題視するべきだと思います。
4. 遅い始業時間が生む驚きのメリット
学校や会社の始業時間を遅らせることで、パフォーマンスが向上することは、数々の研究で明らかになっています。例えば、シアトルの高校では、始業時間を7:30から8:45に変更した結果、学生の遅刻や欠席が減少し、成績が向上したというデータがあります。
同様に、企業の「フレックスタイム」導入事例では、朝の混雑を避けることでストレスが軽減し、業務効率が向上したという報告が多数あります。
つまり、社会全体が夜型生活に少し歩み寄れば、私たちの生活はもっと良くなるはず。「夜型人間」に厳しいルールを課すほうが、不合理だと思いませんか?
おわりに
「夜ふかしは悪いことだ」という固定観念を、科学的データをもとに覆してきました。若者が夜ふかしをするのは、生物学的にも心理的にも自然なこと。むしろ、その時間を有効に活用することで、創造性や集中力を高め、ストレスを解消することができます。
…と欲しいデータが見つかって割と安心しています。正直、自己啓発本やそういうのが好きそうな意識高い系のXのユーザーで、「早起きができないやつはろくでもない奴だ!」とか、50代や60代の成功者の事例を挙げて「成功している人は朝型だ!」とか主張しているのを見て飽き飽きとしていました。
別に寝る時間も起きる時間もいつだっていいじゃん!9時に起きて何が悪いの?
誰でもそう言えるような社会になるといいですね。
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