とりあえず爆弾落として逃げてきた
達成感とも言える爽快感に満足
さて、もうひと仕事。
両親に話すときが来てしまった
両親には心配をかけたくなかったけれど、仕方ない
行くか
と思ったら。
突然、助手席のドアが開いて
旦那が転がりこんできた
ほ?
手には、履いてきたバッシュ
ぜぇぜぇと息も絶え絶え
義実家に一族が集結する時は、車が停めきれないため
私は裏の畑を超えた隅っこにある作業小屋の脇に停めている。
なかなかの距離がある上り坂。
置いて行かれない様に、靴も履かずに猛ダッシュしてきたと思われる旦那
一族をどう巻いてきたのか気になる
聞きた~い
しかし、よく追いついたな~
そうだ、旦那は無駄に足が速かったんだ・・・
48のオッサンのくせに
旦那「ぜぇぜぇ・・な、なんで!ぜぇぜぇ・・なんで!」
汚れた靴下を脱ぎながら、必死に呼吸を整える旦那
不倫部屋のことをバラしたこと、怒ってるんだろうなー
でも仕方ないじゃん事実だし。
一族は旦那に何て言ったんだろ
旦那「なんで!ぜぇぜぇ・・
今日なん?ぜぇぜぇ・・
受験終わるまでって・・実家行くって・・何でなん?お願い、ちょっと待ってよ」
そこかー
私「だって、私のタイミングで出す約束じゃん?」
旦那「だから、ちょっと待ってって。」
≪待て≫が≪行け≫に聞こえた私
実家へGO~
義実家のある山を下って、私たちの家のある市街地を抜けて、別の山際に進み私の実家へ。
突然の訪問に驚く両親
挨拶もそこそこに、いきなり本題に入った。
私「あのね、離婚することになったから、離婚届の保証人欄にサインしてくれる?」
父「離婚理由は?」
私は最初から全部全部話した。
1年に渡り不倫をしていたこと。
相手は婚約者のいる部下だったここと。
子どもの最後の大会に不倫旅行に行ったこと。
私にバレてとんぼ返りしてきたこと。
その後も連絡を取り合っていたこと。
結婚する彼女の為に、不倫部屋を用意するつもりでいたこと。
我が子達に全部知られてしまったこと。
旦那の上司にバラしたこと。
相手女性は婚約破棄になって休職してること。
私と相手は示談が済んでいること。
小一時間話してたのかな
母は
「え・・」「そんな・・」「ええ・・」「そんな・・」を繰り返し
エプロンをまくって目を押さえたり、台ふきんでテーブルを拭いてみたり
パニックになっていることが、よくわかる
父は、旦那をチラっと見ることもなく、私から目を逸らさず
一言も発しないまま聞いていた。
話し終えて、
私「こういう訳だから、サインして欲しいの。」
母はオロオロ真っ盛り
しばしの沈黙の後、父が言った。
父「ちえみ、本当に申し訳ない。
旦那くんと結婚すると聞いて、いろいろあったけど、旦那くんなら信頼できると判断して嫁がせた。
父さんの判断が間違っていた。
見抜けなかった父さんのせいで、ちえみを悲しませた。
こうしてちえみに苦労をかけることになった。
本当に申し訳ない。」
父が深く頭を下げる・・・
全く予想していなかった展開に、私の思考もストップ
こんな風になるなんて。
そんな風に父に思わせてしまったことが悲しくて涙がでた。
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いいご両親に育てられたんですね
tume-08
2019-10-12 12:40:58
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