夜遅くに解放された次男を捕まえた。
私「ちょっとお母さんとお話しよう?」
次男「えー。眠いのにぃ。」
そう言いながらも、ピッタリ私にくっついてソファに座る次男。
身長も体重も抜かれたけれど・・
か、可愛い
いやいや、ちゃんと話さなければ
私「この前話した、お父さんとお母さんの話、覚えてる?」
次男「うん、離婚ね?」
私「そう。次男はお父さんと暮らすって言うけど、お母さんはどうしても次男と一緒がいいの。」
次男「お母は俺のこと大好きだもんなぁ~。」
私「そうだよ。大好きだよ。だから絶対に一緒に暮らしたいなって思ってる。」
次男「俺と暮らしたいなら、離婚しなきゃいいんだよ!ね?
はい決定~!」
私「でもね、離婚を止めるには、お父さんがしたことをお母さんは許さなくちゃならないの。
お母さんね、ちょっと許せる自信がないかなーって思って。」
次男「そこは頑張ろ!
だってさ、お父は謝ったじゃん?
お母はいつも、友達がごめんねって謝ってくれたら、仲直りするんだよって言ってるじゃん。
俺には許せって言うのに、お母は許さないわけ?」
私「子どものケンカと、お父さんがしたことは、罪の大きさが違うのね?
ごめんね、で許されないことって、たくさんあるんだよ?」
次男「子どものケンカをなめたらダメでしょ。
自殺しちゃう子だっているんだから!」
私「そうだね。
でもお母さんも、お父さんと一緒にいることが辛いかなって思うんだよね。」
次男「大丈夫だよ!
お母が辛い時は、俺が助けてあげるから!」
私「そっかぁ。頼もしいね。」
次男「そうだよ!
お姉もお兄も、みんなお母の味方なんだから!」
次男の気持ちは、よくわかった・・・
これは、前途多難だなぁ
と、長男と話してたらしい旦那が降りてきた。
私に膝枕してる次男を見て
旦那「お?まーた甘たれ小僧が甘えてんな!」
次男「うっさいな!
ハゲ不倫ヤローがっ」
それ、言っちゃダメなやつ・・・
旦那「ハゲてないぞ?よーく見てみ?」
次男の顔の前に、頭を突き出す旦那・・・
次男には甘いんだなぁこれが
お風呂から出た長女がソファに座り、旦那と次男のやりとりを聞いている。
次男「お父さ、何で不倫したん?」
かなりの剛速球なストレートですな・・・
旦那「その時のお父さんがバカだったからだよ。」
次男「今は?バカは治ったん?」
旦那「治ったよ。完璧に」
次男「彼女と別れたってこと?」
旦那「そう、終わり。きれいさっぱり終わったってこと。」
次男「お父、フラれたん?」
旦那「フッたとかフラれたとかじゃなくて、悪いことだから止めたってこと。」
嘘つけーー!!
私にバレたから止めたんでしょーーがっ
次男「お父の彼女って、可愛かったん?お母よりも?」
旦那が言葉を発する前に、まさかの。
長女「ブサイクだよ。小太りのブサイク。ママの方が全然可愛い。」
次男「えーーー!何だよそれ!
お父、ハズキルーペ持ってるじゃん!使ってなかったん?」
ちょっと待って
次男の言葉は、もう耳に入ってこない。
心臓がバクバクと嫌な音を立てる。
旦那も硬直して長女を見てる。
旦那と私の視線を感じた長女が切り出した。
長女「ママが泣いた時、インスタとか裏サイトとか言ってたでしょ?
パパはいつもipad使ってたから、もしかしたら見れるかなって思って、そこのipadで見たらパパのインスタ見れたんだよね。
全部見たよ。長男も。」
スマホを持つ子どもたちがipadを使うことはない。
ゆえに油断してした。
証拠を集めるんだ!とそのままにしておいたせいで
長女と長男に、不倫の詳細を知られることとなっていた。
旦那が不倫してたことよりも。
家族を捨てる覚悟があるという言葉を見た時よりも。
介護を押し付けられ、不倫部屋を用意することを知った時よりも。
数々の彼女を庇う言葉よりも。
婚約者先生の辛そうな表情よりも。
ただ父親の不倫を知っただけではない。
長女と長男が、その詳細全てを知ることになってしまった。
2人の心を崩壊させてしまった。
何よりも1番、そのことが辛く悲しく、
どん底に突き落とされたような気持ちになった。
ヘラヘラ笑っている日常の私をみて
長女と長男は、どんな気持ちだったのだろうと思うと
情けなく、ただ情けなく、自分が不甲斐なくて
消えてしまいたい。
本気で思った。
133
Re:無題
マミマミ
2019-09-06 07:11:23
返信する