視点の多様性
視点の多様性
コミュニティノートは、さまざまな視点を持つ人々を含む、多くのXユーザーに役立つことが期待されるノートを見つけることを目的としています。
可能な限り幅広い人々に役立つノートを見つけるため、コミュニティノートでは、ノートを「役に立った」または「役に立たなかった」と評価した協力者の人数だけでなく、そのノートを評価した協力者が、さまざまな視点に依拠していると思われるかどうかも考慮されます。
コミュニティノートではこの「さまざまな視点」を、協力者による過去のノートの評価のみに基づいて判断します。つまり、その他の情報(場所、ジェンダー、または政治的帰属などの属性情報や、フォローしているアカウントやポストといったXのデータ)を提供するよう依頼したり、用いたりすることは一切ないということです。この判断は、同じノートを同様に評価する傾向にある協力者同士は、類似する視点を持つ可能性が高い一方、異なる評価を下す協力者同士は、異なる視点を持つ可能性が高いという着想に基づいています。通常は評価において意見が一致することのない協力者たちが、特定のノートについて「役に立った」との意見で一致することは、そのノートがさまざまな視点から人々に役立つことを示す、優れた目安になると言えるでしょう。
このアプローチには数々のメリットがあります。まずこのアプローチには、人々の視点が、属性では定義できない微妙な独自性を帯び得るという事実が反映されています。2つ目に、透明性を重視するXの取り組みの裏付けとして、このアプローチにより、どなたでもコミュニティノートの公開データを活用して、コミュニティノートの仕組みの再現、分析、監査を行うことができます。というのも、このアプローチのおかげで、コミュニティノートは、公開されているデータによってのみ運営することができるからです。
Xは、このアプローチの改善策を継続的に評価しています(ご意見などございましたら、こちらよりどうぞご遠慮なくお聞かせください)。現在の手法は、高品質のノートを特定する取り組みにおいて、すでに望ましい成果を挙げており、米国のXユーザーを対象としたアンケートでは、コミュニティノートの協力者により、「役に立った」のステータスを獲得したノートについて、回答者の過半数が「少し役に立った」または「とても役に立った」と評価しています。なお、このアンケートの回答者には、さまざまな政治的立場を取るユーザーが含まれています。
ここまで説明してきたアプローチに加えて、コミュニティノートでは、ノートがさまざまな政治的視点を持つ人々に、どの程度役に立ったかを具体的に把握するための取り組みも行っています。たとえば、Xのフォロー、いいね、リポストのグラフの分析によりこれを行います。ただし、こうした分析は、特定のノートの評価に直接影響を及ぼすことはなく、もっぱら特定のノートが関連付けられたり、オープンソースアルゴリズムの精緻化に役立てられたりする、品質基準としての機能を果たしています。こちらをご覧ください。
コミュニティノートで活用されている数理やコードに興味関心のある方は、ノートのランキング: その仕組みセクションをご覧ください。