計算はいつでも、式の左から右に向かって進めていけばよいものではありません。計算の順序にはルールがあり、これを守らないと、まったく違う答えが出てしまうことがあります。
さて、今回の問題、あなたはどんな順序で計算すればよいか分かるでしょうか?
問題
次の計算をしなさい。
28−8×2
解答
正解は、「12」です。
あなたが出した答えと一致しましたか?
次の「ポイント」で、正しい計算過程を確認してみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「掛け算から計算すること」です。
前の引き算よりも後ろの掛け算を先にする理由は、次の計算順序のルールを見ると分かります。
<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算します。
このルールでは、掛け算や割り算は、足し算や引き算よりも先に計算することになっています。
よって、正しい計算過程は次のようになります。
28−8×2 ←掛け算からスタート
=28−16 ←次に引き算
=12
もし引き算から計算すると、次のように間違った答えを出してしまうので注意しましょう。
<間違った計算例>
28−8×2 ←引き算から計算すると…
=20×2
=40 ←誤答!
まとめ
今回の問題、先に掛け算ができたでしょうか?
「28−8」や「8×2」のように一つの演算のみの問題とは違い、複数の四則演算が混じっている場合は、どの演算を優先すべきか計算前に判断することが大切ですよ。
引き続き他の計算問題にもチャレンジして、計算順序のルールが身についているか確認してみましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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