(扉)「研究公正」へ、動き出す組織 個人教育では限界、環境整備の取り組みも

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 捏造(ねつぞう)などの研究不正がなくならない。「不正はダメ」というだけの研究者教育では、限界があるのではないか。誠実で責任ある研究を行うことが、研究の質の向上に不可欠だととらえる「研究公正」という考え方が注目され、組織的な環境整備をめざす取り組みも始まっている。

 2月7日、大阪大の元助教による7…

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