アルバニアの国連代表部は4日、米ニューヨークで開催中の核兵器禁止条約の第3回締約国会議に、オブザーバーとして参加しないと毎日新聞の取材に明らかにした。
アルバニアは米国などの「核の傘」に守られる北大西洋条約機構(NATO)の一員で、核兵器禁止条約には署名していない。アルバニアは当初、今回の国連の参加国リストに記載されていたが、代表部は「国連の事務局とのコミュニケーションで誤解があった」と説明した。
過去の締約国会議にはNATOからドイツ、ベルギー、ノルウェーなどがオブザーバー参加してきたが、今回の会議に参加登録した加盟国はゼロになった。【ニューヨーク八田浩輔】
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