萩 大学野球部員体罰訴訟で和解成立 大学側195万円支払い
おととし(令和5年)5月、萩市の至誠館大学の野球部員が、コーチに頭を壁に打ちつけられ長期間の通院を余儀なくされたなどとして損害賠償を求めていた裁判で、大学側が195万円を解決金として支払う和解が、6日までに成立しました。
訴えによりますと、男性部員は、おととし5月、生活態度をめぐって野球部のコーチから学生寮の食堂で髪をつかまれ、壁に後頭部を打ちつけるなどの暴行を加えられ、首のケガで半年以上にわたって通院を余儀なくされたということです。
そのうえで、部内で体罰や暴力的指導が蔓延していたにも関わらず、適切な対応を講じなかったなどとして、コーチと大学を運営する学校法人に対して、300万円余りの損害賠償を求めていました。
男性部員の弁護士によりますと、裁判所から、暴行やけががあったことを認めたうえで、男性部員の年齢などを考慮して早期の解決として和解案が提案されたということです。
このため、先月(2月)21日、大学側が195万円を解決金として支払う和解が成立しました。
和解の成立を受けて至誠館大学は、「事態を重く受け止め、今後同じようなことが二度と起こらないよう、全教職員への指導を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。