インバウンド誘致へ 中国語「地域通訳案内士」6人合格 横手

中国や台湾などからの外国人観光客を呼び込もうと、横手市が、今年度、導入した中国語の「地域通訳案内士」の試験に、6人が合格し、4日夜、証明書が手渡されました。

横手市では、増加する外国人観光客に対応しようと、3年前、英語の「地域通訳案内士」を導入したのに続き、今年度は、中国語の案内士も募集し、先月行われた試験で応募した6人が合格しました。

4日夜は、横手市の観光施設で、6人に、横手市の担当者から「地域通訳案内士」の課程を修了したとする証明書が手渡されました。

このうち、「地域通訳案内士」に合格した横手市職員の佐藤舞果さんは「観光ガイドは副業として認められているのでまた来たいと思ってもらえる心に残るおもてなしをしたい」と話していました。

横手市観光おもてなし課の鈴木幸誠さんは「地元の人ならではの情報を発信してもらい、1人でも多くの旅行客にリピーターになってもらいたい」と6人の活動に期待を寄せていました。

合格した6人は、この春から地域通訳案内士として業務を行えるということで、市は旅行業者に情報提供するなどして活動を後押ししていきたいとしています。

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