今日の予算委員会で石破茂首相は「ウクライナに付くべきかアメリカに付くべきか慎重に検討」との趣旨を答弁したが、アメリカこそが安全保障のパートナーだと条約で定めているのだから検討の余地などない!石破総理の構想はかつて日本が敗北した歴史をなぞる様に瓜二つじゃ!そこで歴史を解説する!
まずな、日本はイギリスと軍事同盟条約を締結した。ロシアの脅威に対抗するため、1902年の日英同盟じゃ。
これで、アフリカ希望峰を経由して日本を目指したバルチック艦隊は、
イギリスの妨害によって乗員の休息や生鮮食品を補給する寄港地が得られず、
疲労困憊のピークで東郷平八郎率いる連合艦隊と戦うことになる。
また、1914年にイギリスとドイツが戦争状態になると、
日本は日英同盟を法的根拠にして参戦、地中海に駆逐艦を派遣し、Uボート(ドイツ海軍潜水艦)に襲われた人々を救助し、実際に戦死者をだした。
マルタ島にいまも慰霊碑があるぞ。
アジアではドイツ軍の基地がある青島を陸軍が攻撃した。
さて、第一次世界大戦が終わると、アメリカは日本を危険視した。
ドイツの植民地であるパラオ諸島などを日本がゲットしたため、
そこを本拠地にしてアメリカの権益を犯すのではないかと思われた。
そこで、日英同盟を解消して、代わりに日米英仏で四ヶ国条約(1923年)を発効し、
アジアの権益を守る目的で中華民国を含む九カ国条約(1925年)を発効し、
ドイツ帝国から日本がゲットした中国大陸山東省の利権を中華民国に譲り渡した。
ところが、この国際構想がなんか日本の役に立ったかといえば、何の役にも立たなかった。
それどころか、中華民国はこの九カ国条約を守らず、
排日運動を巻き起こして日本の資本を攻撃し、
あげく領土ではないと定められた土地についても中華民国の領土だと主張した。
法(条約)が何も守られないのであれば、実力で国益を守るしか無いよな。
中国大陸では日本の民間人が内臓を引き出されて殺された。
こうして日本は山東出兵、満州事変と「実力行使」の道を歩み始めた。
その結果、どうなったかはみんな知っているよな!
石破茂首相は、アメリカのシンクタンクのハドソン研究所から、
安倍晋三総理の「自由で開かれたインド太平洋」構想とは全く逆の「アジア版NATO」構想を発表している。
この論文自体には、アジア版NATOに中国が含まれるとは書いてないが、
その後の本人の主張から、中国が含まれるとの理解ができる。
アジア版NATOは、日米安保条約という「対共産主義」の外交方針と完全に矛盾する。
日米安保は対ソの安保だが、ソ連崩壊後も対中の安保としてこれまで機能してきた。それを日本は締結しながら、中国を仲間に入れた全く別の条約を作ろうと言う。
バカも休み休みいえ!
日米安保条約という鉄の防壁を形骸化させ、日本を丸裸にして喜ぶのは中国、北朝鮮、ロシアだ!誰の国益を代弁しとるんじゃ!
先日、国防次官に指名されたコルビー氏が米議会の公聴会で
「日本はGDP比3%にまで防衛予算を引き上げるべき」だと主張し、石破茂首相は「それは日本が決める」と否定的見解を明らかにした。
それこそ「慎重に検討する」だろが!!
何いきなり否定結論を出しとるんじゃあ!
日本のパートナーが、国力に応じた負担を求めているのに、図々しくも安全保障ただ乗りとは外交センス無さすぎだ!
石破茂首相のアジア版NATOとは、NATOと書いている以上、集団的自衛権を前提にしたものだ。
中国と集団的自衛権を組むとは、米中開戦の際には米軍が東京に核爆弾を打ち込む大義名分を法制化すると言うことだ!
先のトランプとゼレンスキーの会談をみて「いざというときアメリカは助けてくれないのでは」と頓珍漢な心配をする声がチラホラと目立つが、アメリカはウクライナと何の安全保障条約も締結してない!
よく言われるブダペスト覚書(1994年)は条約ではない!
「公園にゴミを捨てたら罰金」という法律と、「公園を綺麗に使いましょう」という標語くらいに違いがある!
この後に及んでまだ石破茂首相支持!とか言う保守は存在しないと思うが、はっきり言って自民党結党70年にして、初めて共産主義との集団的自衛権を主張するのが現れた「大惨事」だと言うことをみんな理解しているのか!
日本にはな! 日米安保条約しか無いんじゃ!
これが最後の希望なんじゃ!
これを無くしたら、日本なんて国は12分以内に消滅する危機的な状況だと分かっているのか!
自衛隊には敵の新型核ミサイルを撃墜する能力なんてないぞ!
目覚めよ! このままでは日本は終わるぞ!アメリカに日米安保条約破棄の口実を与えるな!!(破棄通告権利があるんだぞ!)
ワシの書いた「われ、目覚めよ!」(¥1100)
はこうした安全保障の歴史的背景を含めて分かりやすく解説した。
amzn.to/43aly4e
読んで一緒に日本を守ろう!
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