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<訃報>曽野綾子さん死去、93歳 作家「ある神話の背景」 渡嘉敷の「集団自決」軍命令なしと論陣
曽野綾子さん
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共同通信
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小説「神の汚れた手」やエッセー「老いの才覚」で知られる作家で、文化功労者の曽野綾子(その・あやこ、本名三浦知寿子=みうら・ちずこ)さんが2月28日午後2時59分、老衰のため、東京都の病院で死去した。93歳。
聖心女子大在学中に参加した同人誌「新思潮」で、後に文化庁長官を務めた作家三浦朱門さんと知り合い、結婚。54年に「遠来の客たち」が芥川賞候補となり、有吉佐和子さんや瀬戸内晴美(寂聴)さんとともに「才女時代」の到来と注目された。
沖縄戦関連の本も複数出版している。1970年には沖縄戦当時の女生徒の動きを追った「生贄の島 沖縄女生徒の記録」、73年には渡嘉敷島の「集団自決」(強制集団死)を題材にした「ある神話の背景―沖縄・渡嘉敷島の集団自決」を発刊した。
「ある神話の背景」では、渡嘉敷島で発生した「集団自決」に軍の命令があったとの証拠はないと主張した。同書は「『集団自決』に軍命はなかった」とする国内の保守層から支持されたが、沖縄戦体験者や研究者からは理論的な欠陥や矛盾が相次いで指摘されている。
(共同通信)
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