世界が明るくなった。意識がはっきりした
目を開く、ま、眩しい!?
視覚での情報を諦めて目を閉じ、口を開く
初めて、空気を吸い込む。
あーー空気うんま
目を慣れよう、んー視界狭い、もっと見たいけど眩しいし、抱かれてるから首もあんまり動かせないや
周囲が慌ただしい感じだけど、彼らが何を言っているのかわからない。
まぁそうだよね、今の僕は生まれたてのあかさん
言葉がわからないのも無理ないし異世界だもの
にしても、正統派メイド服は初めて見た。スカートて長いんだね
うんうん、良き良き
あ、あれ?その手は何するつもり?
ま、まて、話し合おう、僕はあかさんだそれを受けちゃうとめっち
「おんぎゃぁー!?おんぎゃーーーーーー」
いっつっつっっっつたああああああああああ
「ーーーーーーーーーーー」
「ーー」」」よーーーはーー」
「ーーーーーまーーーへ」
周りが何を言ってるかしらん!とにかく痛かった!あかさんに何て仕打ちをするんだ!
メイド服の女性に抱かれ、どこかへ連れて行かれる
いやー特典のおかげか知らないけど結構痛みが引くの早かったよ.....
威厳がありそうなおじさんに見せられる
わぉーイケメン!
僕もこんな感じに老けたい!
本能でわかる、彼が僕の父親なのだろう
「ーーーー」
何かを伝える父
「ーーー」
メガネをしたメイドに手渡され、またどこかへ移動される。
日差しができ、目をほぼ完全に開けるようになった
豪華絢爛。それに尽きる
柱の一本一本に細かな装飾が施され、小さな宝石の煌めきが光を反射し、うんそうだね、美しいすぎる
言葉が出ない。まぁ出せてもおぎゃおぎゃしか出ないけど
「おぎゃ!おぎゃ!」
「ーーーーーーー」
メイドが微笑む
あ、さっきまで視界がぼやけてよくわからなかったけど、このメイドさんめっちゃ美人だ
にしてもどこに連れて行かれるのかな、そろそろ眠くなって来たよ
地下へと地下へと進む。
え?なに?こわいこわい、何されるの?
凄まじく古い木の扉の前に辿り着く。重厚感は全くなく、本当に同じ場所かと疑うほどだ
でも.....この身体でも感じる
この先にあるのは、悪い物はないと。
「ーーー」
メイドが何かを囁き、石像が動き、扉が開かれる
ゴーレム!ゴーレムだ!
「キャキャ!」
メイドさんが困った顔をした。
少し悩んでいるようだ
メイドが囁く。ゴーレムがダンスをした。
僕は少し複雑だった。ゴーレムてダンスできるの!?
2分ほど静かにダンスを見た
メイドのテンションも上がっているように見える
扉を潜る
水溜まり?
白い炎が所々を照らす。神秘的だ
体を包んでいる布を丁寧に剥がされる、先ほどの水溜まりに体を置かれる
「ーーーーーーー」
あぁ心地いい。
いつの間にか眠ったようだ。
どれだけ眠ったかは知らないけれど。今は乳母のミルクを飲んでるよ
あ、ちなみにお母さんもめっちゃ美人だったよ。
へへへ、これは僕もイケメン間違いなしだね!
14年後。
「殿下が脱走しました!」
「なに!?またか!」
「城門を封鎖しなさい!」
さて、上空4000メートルにいるのは誰かな?
そう、僕だ。
僕の名は''ジュスト・ト・ノービレ''
ふふふ、はーはは、第一王子さ!
いやーまじ大変、勉強まじ大変。王位なんて弟に任せて旅でたい
罰ゲームじゃん。
山の向こうにある魔導都市の方がよっぽど楽しいんだよな......
あ、弟に押し付けようとかじゃないよ?
でもまぁ、ダンジョンがある聞いたらね?行くしかないでしょう
論文も結構残したし。5年ぐらいは自由にしててもいいよね?
そうと決まれば、早速行動グッバイ我が家(王国)よ!5年後に戻るよ!
気配を感じ、横に避ける
「逃しませんよ!」
「うっそぉ!?ここ上空4000メートルだよ!?どうやって来たの!?」
「愛です!」
「いやそんなんで追いつかれてたまるか!?」
「殿下!息がとても苦しいです!このままワタクシが死んでしまってもいいのですか!?」
ーーーーーーかーこのメイドは!全くまったくこのメイドは!
空気の抜け道を作り、呼吸を整える
「連れて行ってください!許可はあるのでしょう!どうして正門から出ないのですか!」
「ないよ!暗黙だよ!分かれよ!父上との男同士の口約束だよ!?」
「あーもういい!スカーレットに告げる!僕に付き添え!これでいいだろう!?」
「はっ、我が剣はノービレの為にあり!」
「......ぉ、ぉ、おま、それ国宝じゃねぇか!?どうやって持ち出した!?」
「許可は王妃様から頂いておりますえへへ」
あーーこれ帰ったら拘束エグそう......
数時間後
空から降り、顔馴染みの船長に挨拶する
「よっ!ラクス!」
「おお!ジュスト!この前は助かったぞ!さぁ乗れ!メレンまで運んでやるよ!」
「なんですか、この不けぃもごもごもご
スカーレットの口を塞ぐ
(やめろ!何のために着替えさせたと思ってるんだ!?)
「連れも美人じゃねぇか、なんだ?駆け落ちか?まぁいい」
「さて、少し注意事項だ、わかってると思うがメレンまでの道中はモンスターいる、はるか昔、神々が降臨する前、暗雲に包まれた時代。
大穴からモンスターが溢れ、世界各地に壊滅的な被害を与えた。」
「神々より授かりしアーティファクトの力で英雄たちは地上にいるモンスターを押し戻し、ダンジョンに封じ込めた」
「「だか、それでも全てを殲滅することは難しく、取り逃がしたモンスターは繁殖し、今も地上に被害を与えることが多々ある」」
ラクスからの豆知識は今更だ
「何度も聞いたさ、それよりオラリオについて語ってくれよ、目標はそこなんだ」
「まぁ、そうだよな、海獣を殺したお前なら問題ないか」
「んーあーそうだな、実は今のオラリオは少し変な空気になってるらしい」
首を少し傾け、続きを促す
「3大クエストて知ってるか?」
返事を返す
「黒竜、リヴァイアサン、ベヒーモスだね?」
ニヤつきながら続きを話すラクス
「そうだ、その中の2体が倒されたてんだわ」
「いいことじゃないか」
「そう!ゼウスファミリーと、ヘラファミリアの連合討伐!、猛毒のベヒーモスを打ち倒し、音でリヴァイアサンを撃ち抜く!その快進撃は凄まじく誰もがこのまま黒竜を討ち倒すのは彼らだと思ったさ」
「そして負けた?」
「あぁ、負けた、レベル9がいても負けて、目ん玉一つ取れねぇ、まぁ絶望だね期待が大きかっただけに、その裏返しも大きくてな、民衆からのこう、なんだろうな、悪意?みたいなので解散して、今は雲隠れしてるみたいだな」
常人なら聴き取れない小声であのエロジジィ元気かなとラクスから聞こえる
「それで今はかなりきな臭い、暗黒時代の再来なんて呼ばれててな、治安がとんでもなく悪化してる、モンスターだけじゃなくて、人間にも気をつけないとなんてな...」
「まぁ、とにかく気をつけろよ」
「わかった、忠告どうも!」
拳を出し、互いにぶつける
「わかりゃいいんだよ、さて、待たせてすまんな!野郎ども!出航だ!!」
「ジュスト!一つ聞かせろ!ダンジョンに何を求める!」
「ロマンを求めて」
「いいね!お前ならきっと手に入れられる!」
「ちなみにだか、そっちの嬢ちゃんが持ってる剣を見せてくれねぇか?、なんかすげぇそれに惹かれる」
「ほ、ほぉぁぁぁぁあなんだこれ、ほぉあすげぇ、ほえぇ」
ー我を握るな資格なきもの、不快である。ー
「ええええ!?喋った!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界のどこか
広大な円卓に座る面々
「これより定例会議を始める」
「議題はいつも通り、ベル・クラネルの試練についてである」
「長は月一度の気絶で今日はこの私、にゃんこ大王が代理を務める」
「簡単に言うと、原作介入するか、しないかだ」
「組織員のうち、賛成4581票、反対4603票、さっさと終わらせよう」
穏やかな心を持っていた伝説の緑
「......」
覚醒して禿げた成人男性
「目の前で困ってたら助けるよ、もういいよな?それよりさ、今日の飯なに?すき焼き?俺、食堂行くわ。」
魔砲少女
「え、えっと、幼い子にあんなに試練があるのは見てて辛いので...助けてもいいんじゃないかな?賛成です」
氷の王女
「そうね、なにせここは現実だもの、あんなの原典のようにはいかないわよ、賛成よ」
数多なる絆を結んだ者
「いいんじゃないかな?賛成だよ、試練がやってくる前に鍛えてみる?」
無限をまだ掴めない青年
「はいはいー▪️▪️▪️▪️くんに賛成、鍛えてみようよ、黒龍とかここにいる面々でどうでもなるでしょう?」
怪物狩人
「そうだな、賛成だ、きっと彼ならいいハンターになれる」
組織に入って間もない騎士おう?(♂)
「.....型▪️だと思ったんだ!それよりあの水晶蜘蛛がいるて本当なのか!?いつ来るんだ!?」
「議題に関係のない話題は控えるように」
喋るバイクを持つ旅人(ヘルメス・ファミリア)
「賛成だよ、何より、僕自身も関わってるし」
そうそうしてないエルフ
「反対。」
会議は終わる。
「えーではお疲れ様でした。明日の議題は人外転生者の対策についてです。」
「参加しようがしまいか、どちらでもいいです」
「あ、すみませんヘルメス・ファミリアの方、少しだけお時間頂けますか?実は....」