「二桁の数×三桁の数」の計算でも、計算式によっては暗算で答えを求めることが可能です。しかしそのためには、どのような計算のときに、工夫して暗算できるのかを正しく知っていなければいけません。
今回は、計算の工夫の仕方について解説をします。
問題
次の計算をしなさい。
15×103
ただの掛け算ですが、「分配法則」を利用することで簡単に計算できるようになります。
慣れるとすぐに答えが出せるはずですよ。
解説
今回の問題の答えは「1545」です。
また、途中の計算は次のように考えることができます。
15×103
=15×(100+3)
=15×100+15×3
=1500+45
=1545
どのように計算をしたのか、順に解説をしていきます。
まず、「103」を「100+3」と考えます。すると、「15×(100+3)」という式になります。
ここで「分配法則」を利用しましょう。
<分配法則>
A×(B+C) = A×B+A×C
カッコの中の数に、それぞれ掛け算を配るように計算します。
これを利用すると「15×100+15×3」となりますね。
「100の掛け算」や「3の掛け算」の計算であれば、暗算でもできるのではないでしょうか。
35×100=1500
15×3=45
最後にこれらを足し算すると、答えは「1545」となります。
このように、「103を100+3と考えて、分配法則を利用する」ということに気が付けば、簡単に計算することができます。
特に「100×」「1000×」などのように、キリのいい数の掛け算をつくることで暗算がしやすくなりますね。
まとめ
普段はスマホの電卓を使っている方も、ぜひ暗算で計算をする習慣を作ってみましょう。
はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、繰り返しているうちに簡単に計算ができるようになるはずです。
計算は繰り返し練習することが大切です。他の問題にもチャレンジしてみましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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