ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力有無をフローで確認 値の削除にも対応編

ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力有無をフローで確認 値の削除にも対応編

シンプルなレコードの更新に、決定で分岐を追加しました。
ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力有無をフローで確認 値の削除にも対応編
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ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力有無をフローで確認 値の削除にも対応編
Admin
2023/02/16 12:43:41
昨日公開した「ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力の有無をフローで確認」では、入力された際にチェックボックス項目にチェックを入れるフローを作りました。
しかしながら、実際は「入力した→やっぱりやめた、削除しよう」ということもありますよね、人間だもの。前回のフローでは削除された場合でもチェックが入ったままになるので、両方に対応できるフローを作ります。


やりたいことのおさらい+要件追加

またしても最初の記事から引用します。
カスタムのロングテキストエリア項目「特記事項(API参照名:Tokkijikou__c)」を取引先に作成。レイアウト上、画面の下部に配置しているが、入力の有無がすぐにわかるようにしたい。また、リストビューなどでも、特記事項がある取引先としてすぐに検索できるようにしたい。
↑に「もし一度値を「特記事項」に保存してから削除して空欄にした場合は、「特記事項」に入力がないとわかるようにしたい」を追加します。


課題については省略しますので、お手数ですが「ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力の有無をフローで確認」をご確認ください。


フローでの対処法

チェックボックス項目を作成し、フローの高速項目更新にて「特記事項」に値が入力されたときにチェックがされるよう設定。
↑に「「特記事項」の値が削除されて空欄になったときは、チェックボックスがアンチェック(チェックを外す)されるように設定」を追加します。


まずは取引先にチェックボックス項目を作成

データ型:チェックボックス
デフォルト値:チェックなし
※今回は「特記事項あり(CheckTokkijikou)」という項目を作成しています。



フローを作成

前回作成したフローと大きく異なる点は、1「開始条件」と2「決定」要素です。条件によって処理が異なる場合は、「決定」要素で分岐させます。
そして今回は、値の更新に「割り当て」要素ではなく、「トリガレコードを更新」要素を使用してみました(割り当てでもできます)。
最初にフローの完成図をご紹介しておきますね。



1.「レコードトリガフロー」を選択します。


2.開始条件を設定します。
オブジェクトを選択:取引先
トリガを設定:レコードが作成または更新された
エントリ条件を設定:すべての条件に一致(AND)|特記事項(Tokkijikou_c)| 変更済み| ∞True(true)、オン、または「はい」に相当)
更新されたレコードでフローを実行するタイミング:レコードを更新し、条件の要件に一致するたび
フローを最適化:高速項目更新


3.「決定」要素を追加します。
結果は「あり」「なし」の2つです。
こちらは「あり」のほうです。
表示ラベル、結果のAPI参照名はわかりやすいものを入力してください。
結果を実行する条件の要件:すべての条件に一致(AND)
リソース:$Record >特記事項 |null|∞False ((false)、オフ、または「いいえ」に相当)
※「トリガレコードの「特記事項」が空白ではないとき」を表しています。
結果を実行するタイミング:フローの実行をトリガしたレコードが条件の要件を満たすように更新された場合のみ


今回は「あり」「なし」の2つだけなので、「なし」の場合はこれでOKです。


4.「あり」の分岐で「トリガレコードを更新」要素を追加します。
表示ラベル、API参照名はわかりやすいものを入力してください。
更新するレコードを検索してその値を設定する方法:フローをトリガした取引先レコードを使用
検索条件を設定:なしー常にレコードを更新
取引先の項目値をレコードに設定:CheckTokkijikou_c(特記事項あり)|∞True
※「特記事項あり」のチェックボックスにチェックをするように設定しています。



5.「なし」の分岐で「トリガレコードを更新」要素を追加します。
表示ラベル、API参照名はわかりやすいものを入力してください。
更新するレコードを検索してその値を設定する方法:フローをトリガした取引先レコードを使用
検索条件を設定:なしー常にレコードを更新
取引先の項目値をレコードに設定:CheckTokkijikou_c(特記事項あり)|∞False
※「特記事項あり」のチェックボックスをアンチェックするように設定しています。


あとは保存してテストして有効化して終わりです。


「特記事項」に入力すると「特記事項あり」にチェックが入り、


入力していた内容を削除して空欄にするとチェックが外れます。



ひとこと

はじめから複雑なフローに挑戦するのが楽しいという方もいらっしゃると思いますが、自信のない方は前回と今回の記事のように、簡単なものから少しずつ追加要件を足していって、できることを増やしていくといいと思います。
私の場合、複雑なフローを組むのも面白くて、完成したあとは「やった!できたー!」と喜びのあまり詳細をきれいに忘れてしまうので、スキルアップとしては地道にステップアップするほうがあっている気がします。
フローが苦手だという皆さま、一緒に頑張りましょう!


過去の記事

数式項目でロングテキストエリアを参照できないので、入力の有無の確認は自動化を使います
ワークフローからの卒業:ロングテキストエリア入力の有無をフローで確認


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