福山市民病院(広島県福山市蔵王町)は3日、不整脈の手術中に血管に空気が入る医療事故があり、患者に189万円の損害賠償を支払うと明らかにした。
病院総務課によると、2022年6月3日、患者のそけい部からカテーテルを入れる際、生理食塩水と一緒に空気が入った。空気は心臓と脳に回り、心筋梗塞と脳梗塞の所見がみられたため、患者は投薬やリハビリのため約1カ月入院。退院後も約2年間、通院を続けたという。現在は後遺症もなく回復している。
2月13日、病院側が過失を認めて示談することで合意。開会中の市議会定例会に関連議案を追加提案する。同課は「改めておわび申し上げる。より一層安全な医療を徹底する」としている。