不倫認めた市長に厳しい質問「子どもに何を語るのか」 田川市議会

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岩田誠司
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 福岡県田川市の村上卓哉市長が、公費出張に随行した女性と不倫関係にあった問題を巡り、4日の市議会で、市長としての資質をただし辞任を求める声が上がった。公費の使途や人事の適切さを問う声もあり、村上市長は内部調査に応じる意向を示したが、辞任は一貫して否定した。

 市側が昨年9月に提案し、可決された市コンプライアンス条例には、職員が守るべき倫理として「勤務時間の内外を問わず、自らの行動が公務の信用に影響を与えることを常に認識し、市民の疑惑や不信につながるような行動は厳に慎むこと」とある。この日の一般質問で、その点を問われた村上市長は、条例案提出時点で不倫関係にあったと認めたうえで、「(出張時の)夜はプライベートな時間と思ったが、問題のある行動でした」と述べた。

 今回の問題で市民の信頼を失…

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この記事を書いた人
岩田誠司
西部報道センター|筑豊地区担当
専門・関心分野
南米、外国人労働者、農業、食、災害、環境、平和、教育