朝ドラ「おむすび」、「半分、青い。」コバやん（森優作）も転生？　SNS「新聞部の子だ！」「スズメの初デートの相手！」

NHK連続テレビ小説「おむすび」の第107回が4日、放送され、俳優の森優作演じる管理栄養士の土屋信也が初登場。森は「べっぴんさん」（2016年度後期）と「半分、青い。」（18年度前期）という朝ドラ2作にも出演しており、当時を思い出したという視聴者が続出した。

キャスト相関図・これまでの全話あらすじ

平成元年生まれのヒロイン米田結（橋本環奈）が栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー「おむすび」。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。ドラマは現在、第22週「理想と現実って何なん？」（第106～110回）が放送されており、この日の放送で、管理栄養士の結が、幼なじみでコンビニチェーン「フォーチュンストア」の商品開発部で働く佐久間菜摘（田畑志真）と共同で、高齢者向けの新しい弁当の開発に取り組んだ。菜摘の上司で開発部長を務める豊岡修治（隈本晃俊）は、結が働く大阪新淀川記念病院での打ち合わせに同席。製造工程やコストの面からの意見を述べるため、フォーチュンストアの弁当の製造を委託されている「西丸食品」の管理栄養士、土屋も豊岡に同行した。

結たちは土屋たちの意見を取り入れた弁当を提案するが、途中で開発はストップになった。菜摘は、独断で中止を決めた豊岡のやり方に納得がいかず、部長の言いなりになっている土屋を呼びだした。土屋は、結たちの志には共感を示したが、工場でつくることを前提とすると、作業工程が多くて今のラインでは間に合わず、人件費が増えるとなるとあの値段では無理だと冷静に分析。また、安定して大量調達できる材料を選ぶことも重要だと指摘し、理想が立派でも実現できなければ意味がないと諭した。この言葉は、その後に放送された「あさイチ」（総合）の「朝ドラ受け」でも話題になり、MCを務める博多大吉は「土屋の正論」とその考え方を絶賛した。

森は「半分、青い。」では、永野芽郁演じるヒロイン楡野鈴愛に思いを寄せる高校生、小林を好演。初デートで淡い恋心が幻滅に変わるコミカルな展開で、視聴者に強い印象を残した。「べっぴんさん」では、芳根京子演じるヒロイン坂東すみれらが営む子供服の店「キアリス」を支える有能な社員、中西直政役で出演した。

その特徴的な顔立ちから、すぐに森と気づいた朝ドラファンが多く、SNSには「半分青いのこばやん？」「コバやんやないかー」「新聞部の子だ！」「スズメの初デートの相手だよね！　懐かしい」「土屋さんがべっぴんさんの中西くん」といった反響が相次いで書き込まれていた。