舞台「艦これ」は失敗だった

センセーショナルなタイトルですみません。

先日開催された≪C2機関「艦これ」舞台2025 -突入!礼号作戦1944-≫ですが、どうしても物申さずにはいられなかったので、大千秋楽後のこのタイミングで記事をアップする事にしました。おそらく多くの提督さんが普段舞台に行き慣れていないかなと思うのですが、ゆるくですが観劇を趣味にしている者としては、全肯定するのは難しく…。とはいえ、全否定でもないですので悪しからず。むしろ半々です。

一応自己紹介をしておきます。
学生の時は艦これアクティブユーザーでしたが今はお休み中です(1年に数回演習するくらい)。

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10年前に霞ちゃんとケッコンしました
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朝潮型はガチ
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上位層はこんな感じ。練習巡洋艦、LV上がりがち

艦これを始めたきっかけはコンビニの一番くじのポスターに載っていた霞ちゃんを見て一目惚れしたからです。艦これのリアイベはアイスショーとサーカスに参加した事があります。社会人になった現在は月に2・3回ほど2.5次元系を中心とした舞台や、アイドル(Snow Man・IMP.・ジュニア)の現場に行くのが生活のメインです。ゲームの時間を捻出するのが難しい。

参考までに去年の現場まとめを置いておきます。

さて、そんな私から見て、舞台「艦これ」は舞台として失敗だったと感じています。その理由は以下の5点です。

舞台「艦これ」が舞台として失敗だった理由

①開催の告知が遅すぎる

これは流石に全提督に同意してもらえると思います。約2週間前に開催の告知・チケットの先行開始というのは異常です。一般的な2.5次元作品だと約3カ月前には日程が発表されて先行が始まる印象です。例えば、4月・5月に開催される舞台『ワールドトリガー the Stage』の最速先行は1/4開始でした。

メインはゲーム、開催されるリアイベは艦娘ゆかりの地方で開催される事もある、という艦これの特性上、都内近郊以外に住んでいる提督も多いので、この辺りはもう少し配慮があっても良いのかなあと思います。また、キャストについても一部キャストのみが先行期間中に解禁、全キャストは初日にならないと分からない、というのも不親切です。自分が無良崇人のガッツ(※ガッツのある応援をしているオタクの意。推しの現場に全通する人)だったらと思うとゾッとします。あと私は舞台を見るか決める際に「脚本/演出がこの人なら行く/行かない」という軸で判断する事もあるので、そういった部分が事前に分からないというのもかなりギャンブル性が高くて怖いです。

②艦娘のビジュアルの再現度が低い

2.5次元作品だと原作のキャラクタービジュアルに合わせたウィッグやカラコンを用いるのが当たり前です。また、舞台上の強い照明に負けないよう、メイクもかなり濃いです。しかし舞台「艦これ」では深海棲艦はフル装備なのに、艦娘は地毛・裸眼・薄めのメイクなので、違和感を感じてしまいます。

何故か丁型駆逐艦だけはカラコンをしていましたが、あの子達だけ目がずっと光ってるみたいで逆に怖かったです。

お洒落という視点でも、あれだけ派手なカラコンをするならメイクも釣り合うように濃くするのが普通です。あと目隠れキャラである朝霜のヘアを地毛で再現しているというのもかなり変だと思います。

現実にあんな前髪の人っていないじゃないですか。ただ実際の舞台だと朝霜は目隠れ前髪じゃなくて、普通の流し前髪になってましたね。

おそらく目隠れ状態だと危ないからなんでしょうけど、だったらグッズのビジュアルも流し前髪で良かったのではないでしょうか。どっちかに振り切るならまだ分かるんですが、グッズと舞台上でビジュが違うのが気になりました。あと霞嫁提督なのでどうしても霞ちゃんのビジュが気になるんですが、私は霞ちゃんの銀髪でぱっつん前髪なところが好きなんですよ。

だから、黒髪でシースルーバングなのは、霞ちゃんじゃないなあと思ってしまいます。

あと、霞ちゃんのサイドテールはもう少し長いのではないでしょうか。

③グッズ関連の告知がない

①と似た内容になるのですが、事前にグッズ関連の告知がないのも困ります。公式からグッズのラインナップや会場内での決済方法についてお知らせがないのは驚きです。私は後半日程だったので他の提督のツイートでおおまかなラインナップや、現金のみしか使えない事を知りましたが、初日の人とかどうしてたんだろう…。あと会場のグッズ売り場でもグッズの詳細が確認できなくて困りました。長机にオーダーシートが貼ってあるだけなので、スタッフさんに「注文したいグッズの番号をお願いします」と言われても、何番のグッズがどんな絵柄なのか分からないんですよ。ブロマイドのみの売り場だとブロマイド見本が置いてあったようですが、全グッズの売り場だと、会計から見える位置にはそういうものが置いてなかったです。普通はどんな小さい規模の舞台でも、グッズ売り場の会計から見える位置にグッズの見本があるものです。私は絵柄をちゃんと確認してから買いたかったので、気になったグッズは一旦出してもらうようにスタッフさんにお願いしました。せめて事前にSNS等でグッズについて告知していたら、こんな無駄な工程が発生しなかったのに。そもそも何故舞台専用の公式SNSやHPが存在していないんでしょうか。C2機関の投稿も長文なせいで「さらに表示」を押さないと見えないものが多く、どうしても見逃しがちになってしまいました。ハッシュタグと「さらに表示」が同じ青色で表示されるので、ハッシュタグかと思って「さらに表示」を押しそびれるんですよね。あと入場特典が日替わりランダムって…霞ちゃん欲しかった…。いつどの特典が出るかまでは告知できないにしても、せめて日替わりの入場特典がある事くらいは言って欲しかったです。そしたら回数増やしたのに。

④舞台が見えない

会場のクラブeXには何度か足を運んだ事があり、1階も2階も入った事があります。その時は9割女性客だったので、どの席でも舞台が全然見えないという事はなかったのですが、艦これはむしろ男性客がメインです。女子トイレが並んでないどころかメイクスペースをあんなにゆったり使えたのは初めてでした。つまり、客席では一般的な成人女性の私は埋もれるんです!後方の席なので、清霜が座っているシーンなんかは、可愛い清霜の姿が全然見えないんですよ。清霜の声だけ聞こえる状態です。そもそもクラブeXという会場はフルフラットなので、いくら小さい箱とはいえ、男性でも舞台や客席降りがちゃんと見えない場面が多かったのではないでしょうか。客席をインラインスケートで疾走するという演出上、フルフラットの会場でなくてはならないのは分かりますが、もう少し大きい会場なら、段差のある客席とキャストが走るフラットな花道を両立する事は可能なんじゃないかなと思います。その分チケ代は上がってしまうとは思いますが、中身の分からない舞台に1万円払えた提督さんなら大丈夫なんじゃないでしょうか。

⑤ストーリーが薄い

世界観の説明もなく、いきなり戦況が劣悪で武蔵が沈んでしまった事が明かされ、可愛い艦娘が入れ替わり立ち替わり登場、いつの間にか霞ちゃんによるシゴキがスタート、そしてあっさり出撃…という流れ。この世界ではどうして艦娘と深海棲艦が戦っているのか分からないし、提督も一体どういう位置づけの存在なのでしょうか。タイトルは『突入!礼号作戦1944』となっているけれど、このお話は史実と地続きなのか、パラレルワールドなのかというところも一切明示されませんでした。また、演習にやる気の無かった丁型駆逐艦の意識が変わる大きな出来事が起きるのかな、と思いきや特にそういうシーンはないまま、彼女たちが礼号作戦への参加に前向きになっていて驚きました。そもそも艦娘同士の関係値もあまり描かれていないので、艦娘同士の上下関係はあるのかとかその辺りもよく分からなかったです。確かにオタクが好きなシーンは多数あるのですが(ゲーム内セリフの引用など)、それを繋ぎ合わせただけというか、同人誌的なストーリーの流れだと感じてしまいました。

これらの点を踏まえ、舞台「艦これ」は失敗だったと思います。理由として一番大きいのは④⑤でしょうか。やっぱり舞台が見えないんじゃ来た意味が無いし、折角の機会なので舞台ならではの重厚なストーリーを求めてしまいました。

ただ、舞台「艦これ」は艦これのリアイベとしては大成功と言えるとも感じました。その理由は以下の6点です。
※人は何かを批判する時は饒舌になりますが、褒める時は語彙力がなくなるので、以下中身がスカスカに見えますが、熱量は賛否同等です。

舞台「艦これ」が艦これのリアイベとして成功だった理由

①ストーリーが薄い

どういう事なんだと思われるかもしれませんが、舞台「艦これ」が舞台にしてはストーリーが薄いからこそ、それぞれの提督の脳内にある鎮守府との齟齬が少なく、むしろ世界観に没入しやすい、というメリットもあるんですよ。余白の多い物語、そして流れるゲーム内BGM。艦これというゲームは基本的にストーリーはありませんので、むしろこういう方がゲームをプレイしている感覚に近く、シームレスに世界観に入れるんですよね。キャスト等の情報を事前に出さなかったので、客席にいる殆どが『提督』だったはずです。提督なら礼号作戦について熟知していますから、余計な説明は不要ですね。舞台で詳しく描かれていない箇所はこちらで勝手に脳内補完できるので大丈夫です。

②戦闘シーンの迫力が凄い

インラインスケートで会場内を疾走する艦娘の迫力は凄まじかったです。あれは生で体感すべきものであり、運営サイドが「一期一会」にこだわるのも理解できます。目の前で、艦娘が戦っている!という感動で涙が止まりませんでした。また、深海棲艦達のダンスもおどろおどろしくて、怖かったです。シズメシズメでイベントの嫌な記憶が蘇りました。あと客席降りで駆逐ラ級ちゃんと目が合ってしまったのですが、その眼差しがあまりにも冷たくて、恐怖のあまり鳥肌が立ちました。でも怖いけど可愛い…チョロいので一瞬でラ級ちゃんを好きになってしまいました。あ、違います、霞ちゃん、浮気とかじゃなくて…

③探照灯が振れる

ED前でのライブパートでは灯火管制が解除され、探照灯(ペンライト)が振れる訳ですよ。オタクは虫なのでピカピカ光るものが大好き!(諸説あり)しかも霞ちゃんのソロパートがある!『華の二水戦』に合わせて探照灯を振りながら号泣してしまいました。やっぱりリアルイベントの醍醐味ってペンライトだと思うので、舞台と銘打っていてもライブパートを設けたのはとても良かったと思います。海色に染まる会場、笑顔の艦娘達、そしてその中心にいる旗艦の霞ちゃん。この光景は一生忘れる事はないでしょう。

④霞ちゃんが可愛い

黒髪でシースルーバングでサイドテールが短い霞ちゃんなんて霞ちゃんじゃないもん!なんて気持ちは一瞬でどこかに吹き飛ぶくらい、霞ちゃんが可愛かったんですよ。ちっちゃいのに、背筋をピンと張って、腕を組んで、後輩を叱咤激励する霞ちゃん。でも、足柄や大淀を差し置いて旗艦を務める事にちょっぴり不安な霞ちゃん。作戦遂行中に旗艦として冷静な判断を下す霞ちゃん。敵に圧されても決して折れない霞ちゃん。小さな体で、大きなものを背負っている霞ちゃん。これを打っている最中も思い出して涙が出てきました。霞ちゃんに一目惚れして艦これを始めて良かったですし、舞台という世界の霞ちゃんに巡り合えた事に心から感謝しています。霞ちゃんに一目惚れして艦これというゲームを始めた訳ですが、そこからミリタリーにも興味を持って、他のミリ系アニメを見たり、一眼レフを買って自衛隊のイベントに行ってお船の写真を撮る様になったりと、趣味の世界が広がったんです。そんな霞ちゃんが私が前から大好きな舞台というコンテンツに来てくれた事がとても嬉しかったです。

⑤アクスタがデカい

私は舞台のキャラクターやアイドルのアクスタを多数所持しているのですが、手持ちのアクスタの中で霞ちゃんが一番大きいです。

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Snow Manのラウールさん(189cm)と霞ちゃん(全長118m)

日本で流通しているアクスタの多くは写真左のサイズだと思うのですが(家にあるアイドル以外のアクスタはだいたいこれよりちょっと大きい/小さいという感じです)、霞ちゃんは圧倒的にデカいです。並べた時思わず笑ってしまいましたもん。まあ、可愛いですからね、大きい方が良いに決まってますよね。

⑥平日ソワレが19時開演

だいたい平日ソワレ(舞台の夜公演の事)って18時or18時半開演、酷い時は17時半開演だったりして、平日仕事をしている社会人は社会性を捨てて観劇する事を強いられるのですが、舞台「艦これ」はソワレが19時開演なのでゆっくり移動ができるんです。C2機関のツイートでも「仕事終わりに~」という言及があり、なんて配慮が行き届いているんだ!と感激しました。他のところは全然配慮がないのに。まあ普通の舞台は公演時間が2時間半くらいあり、19時開演だと終わりが遅くなってしまう為、仕方なく開演時間が早いという裏事情は知って入るんですけどね。舞台「艦これ」は公演時間が約90分しかないので19時開演でもイケるんですよね。お陰で職場も道もダッシュせずに済みましたし、ゆっくり開演前に腹ごしらえをする事ができました。いつもは仕事しながらおにぎりを食べて、定時迎えた瞬間にパソコンを閉じて走り出しているので…

とこんな感じで、舞台オタクとしては不満もありますが、提督目線でいえば、大満足のイベントでした!『舞台』と銘打っていたのでかなり身構えてしまい、おやおや???となる箇所が多くなってしまったというのが正直なところです。遊園地のヒーローショーみたいなノリで『艦娘ショー』と言ってくれたら100%で楽しめた気がします。もし次回があるなら、3カ月前に告知をして、プレハブで段差のある席と花道を両立させた艦これ専用シアターを作って2週間限定公演、みたいな感じにすると良いのかなあと思ったり。まあそっちの方がよっぽど難しいでしょうけどね。あくまで理想論です。

結論:霞ちゃん大好き

色々述べましたがこれに尽きます。
以上、舞台「艦これ」へのお気持ち表明でした!

コメント

1
那須了
那須了

今は離れてしまった元提督です。艦これリアイベのそもそもの告知が遅いところや、物販が当日にならないとわからないところ、相変わらずのようですね。運営には多くの苦情が届いていると思うのですが一向に改善しないのはなぜなんでしょうね?イベントで艦これの世界観を体験させようとする着眼点は悪くないんだけどなー。艦これがなければフィギュアスケートを見に行くことなんて一生なかったかもしれませんし。

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舞台「艦これ」は失敗だった|えるこ
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