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【セミナーレポート】菊池 啓子「あなたの価値観を発見する」ワークショップ

【セミナーの様子】まずはこちらをご覧ください!

先日(2025/03/01)開催された菊地寛子さんによるキャリアワークショップに参加してきました。「あなたの価値観を発見する」をテーマに、参加者それぞれが自分の価値観を明確にし、それに基づいたキャリア選択について考える充実した内容でした。6時間に及ぶセミナーの様子をレポートします。

キャリアとは「生きざま」

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セミナーの冒頭、菊地さんは

「キャリアとは生きざまである」

と定義しました。それは単なる職業選択ではなく、

・どのような環境で、
・どのように社会と関わり
・どのような気持ちで毎日を過ごしていきたいか

という、より広い概念として紹介されました。

菊地さん自身も求人広告の営業から
キャリアコンサルタントへと転身した経験を持ち、

その道のりでの気づきを参加者に共有しながら、

「自分の生きざまを実現するための手段として仕事を選ぶべき」

という考え方を示しました。

キャリアは「“ソウゾウ”力」

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セミナーでは

「キャリアとは“ソウゾウ”力である」

というキーワードも示されました。
これは

「想像(イマジネーション)」
「創造(クリエーション)」

の両方を意味します。

自分がどうしていきたいかを想像し、
それを創造していくこと

がキャリア形成の本質だと菊地さんは説明しました。

参加者は2040年の自分をイメージするワークにも取り組みました。

・どこに住んでいて
・何をしていて
・周りには誰がいて
・何を楽しみにしているか

を具体的に想像し、グループで共有するこの時間は、
自分の未来を形作るための第一歩となりました。

「山登り」と「イカダ下り」

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キャリア形成の二つのアプローチとして、
「山登り」と「イカダ下り」が紹介されました。

  • 山登り型:明確な目標を持ち、計画的に取り組む

  • イカダ下り型:目の前のことに懸命に取り組み、その中で自分らしさを発見していく

菊地さんはどちらが優れているということではなく、
個人によって合うタイプが異なることや、

人生の時期によっても使い分けることがあると説明しました。

参加者はグループディスカッションで
自分のタイプについて振り返る時間を持ちました。

計画的偶発性理論

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キャリア理論として紹介されたのは

「計画的偶発性理論」(Planned Happenstance Theory)。

キャリアの形成において、
約8割が予期しない偶然の出来事によるものだという考え方です。

この偶然のチャンスを掴むための
5つの態度として以下が挙げられました。

  1. 好奇心:様々なことに関心を持つ

  2. 持続性:簡単に諦めない

  3. 柔軟性:状況に応じて方向転換できる

  4. 楽観性:何とかなるという前向きさ

  5. 冒険心:新しいことに挑戦する勇気

参加者はグループで「自分の人生におけるたまたま体験」を共有し、
偶然が自分のキャリアにどう影響したかを振り返りました。

価値観の明確化ワーク

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セミナーの中心となったのは、
カードソートによる価値観の明確化ワークです。

25枚の「バリューカード」から
自分にとって価値を感じるものを選び、

その中でもとくに重要なものを
ランキング付けしていきました。

価値観とは

「その人にとって価値を感じるもの」

と定義され、

「大事にしたいと思っていること」ではなく
「実際に大事にしていること」であることが強調されました。

参加者は選んだ価値観について

・なぜこれが大事なのか
・どんな意味があるのか
・どんな気持ちとつながっているか
・これは私に何をもたらすのか

という問いに向き合い、
関連するエピソードも記述しました。

価値を感じる行動の明確化

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価値観だけでなく、

「価値を感じる行動」

も明確にするワークが行われました。

これは

・自分が自然にやってしまうこと
・モチベーションを持って行える行動

を見つけるためのものです。

40枚のカードから自分がついやってしまう行動、
自分らしいと感じる行動を選び、

・なぜその行動をするのか
・その行動をとるとどんな気持ちになるか
・その行動をとらないとどうなるか

を深掘りしていきました。

興味関心の方向性

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自分の「興味関心の方向性」を知るためのカードソートも行われました。
90枚のカードから「興味がある」ものを選び、色別に分類。

これによって「RIASEC」と呼ばれる6つの興味領域
(現実的・研究的・芸術的・社会的・企業的・慣習的)
のどこに自分が傾いているかを確認しました。

この結果は単なる適職診断ではなく、

・自分がどの分野に情熱を持って取り組めるか
・どんな活動をするとき楽しさを感じるか

を知るための手がかりとなります。

モチベーション特性の発見

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最後のワークでは、

「モチベーション特性」

を見つけるカードソートが行われました。

・行動主体か反映型か
・目標達成型か課題解決型か
・内的基準か外的基準か

など、6つの軸で

自分のモチベーションの源泉

を明らかにしていきました。

菊地さんは

・やる気がないときにやる気を出そうとするのは無駄
・やる気がなくても、自分の価値観に照らし合わせて意義があることなら取り組める

というアドバイスを示しました。

未来からの逆算ワーク

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セミナーの終盤では、2035年の自分をイメージし、
そこから過去(現在から見れば未来)を振り返る

バックキャスティングのワーク

が行われました。

充実した生活を送る2035年の自分が、
5年前の2030年をどう振り返るか、

そこに至るために何をしていたかをイメージすることで、
今後3年間の具体的な行動計画を立てる手がかりを得ました。

4週間チャレンジ

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セミナーの集大成として、
参加者は今回見つけた自分の価値観に基づいて

「4週間チャレンジ」

に取り組むことになりました。
毎日確実にできる小さな行動(価値観を感じられるもの)を一つ決め、
実践して記録していくものです。

菊地さんは

「ささやかでもいいので、
自分の価値観に沿った行動を日々積み重ねていくことで、
自分らしいキャリアを形作っていける」

とアドバイスしました。


全体を通して、
このセミナーは「自分のコンパス」を見つけるための濃密な時間でした。

私たち一人ひとりの中にある価値観や興味関心、
モチベーションの源泉を明らかにし、

それに基づいて自分らしい生き方、働き方を選択していくための
具体的な方法を学ぶことができました。

次回開催の際にはぜひ参加してみてください。
自分自身のキャリアを見つめ直す貴重な機会になること間違いなしです。

最後に!受講生の感想を紹介します!

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やりたいこと、目指したいものがないのはダメ。どうにかしないとと思っていました。
参加して、自分の価値観とついやってしまうことが紐付いていてストンと腑に落ちることが多かった。こりかたまっていた視点に気づいた。
(M.Mさん)

目標の立て方がわからない。今後本当にやりたいことがわからないという感じだったのですが、本当にやりたいことがわからないから目標も立てられないのだと思い、今後のためにヒントを得たいと思い参加しました。 自分の価値観・大事にしていることが明確になった。この価値観をもとに具体的なアクションプランを立てるようにしていきたいです。
(H.Eさん)

ワークが楽しみながら参考になりました。将来の自分の仕事の方向性がわかった。本当に自分に合っているものがわかった。
(W.Sさん)

自分が持っていることが逆の価値観で苦しんでいる理由がわかりました。
(M.Yさん)

多量の情報を浴びていく中で自分の価値観を見失っていたので参加しました。見失っていたと思いましたが、自分のコンパスが持てたので自信がつきました!
(赤間裕太さん)


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著者として11作目『移動する人はうまくいく』が13.5万部突破! 最新刊『誰にも何にも期待しない』。原田翔太さんと出版塾TAC主宰。 編集者としては累計1,100万部。 プロデューサーとしてスタンフォードオンラインハイスクールの星校長、北原孝彦さん、苫米地博士などを手掛ける。
【セミナーレポート】菊池 啓子「あなたの価値観を発見する」ワークショップ|長倉顕太(作家/著者専門プロデューサー)
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