自分をベル・クラネルだと思い込む一般転生者


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作:あお~
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まだ移動中です。腰が痛いです


最近、『んにゃぴ』って単語にはまってます。
どういう意味なのかどんな場面で使うのかは分からないですが何か口にしたくなる音で中毒性ありますよねコレ。

今回はあんましお話進みません

んにゃぴ。


 

ガダガタガタガタガッタガタ♪と揺れる小部屋に荷物と箱詰めに運ばれるはこの作品の主人公ことベル・クラネルです(大嘘)

村のみんなに壮大に見送られたのが2日前で馬車の運ちゃんによるとオラリオまでおおよそ3日程度とのこと。持ってきた本も底をつきすることと云えば寝るかずっと変わらぬ平原をボーッと眺めるのみ

 

暇だね。

 

てな訳で回想に入ります。(唐突)

ぽわんぽわんぽわ~ん…って。え?なに? 

んなことどうでも良いから早くオラリオに行って俺TUEEEE見せてくれって?

じゃかあしいじゃボケッ!!!!!

 

お前らは2話も使ったのにまだ原作キャラとの絡み以前にオラリオにすらついてない俺にフラストレーションが溜まってるかも分からんがこちとら3年近く待ったんやぞ!今さら1話、2話…回想に使ったってエエやろがっ!?

 

って事でこっから先は一方通行(強制回想)だぁ!

 

 

 

 

 

 

はい。声を荒げてごめんなさい。

ホントに暇で暇で堪らないんですよ…。良いじゃないですか…ちょっとくらい独り言に付き合ってくれたって。減るもんじゃあるまいし…え?時間が減るって?

 

んにゃぴ…(鳴き声)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ散々引き伸ばした修行パートとの回想ですが(特に語るような事も)ないです。

 

だってひたすら走って。

ひたすら食って。

ひたすら剣振っただけだしね…。

 

逆に僕に何を語れと言うんだい?

 

たまぁにお師匠サマとも模擬戦したけど身体中アザだらけになるまで打ちのめされただけだからね…。

あれ?俺ちゃんってばホントにゲキ強チート主人公(ベル・クラネル)だよね?(不正解)

実は本当にこの世界の冒険者はみんな空を割りがデフォとか無いよね?ただただお師匠サマがイカれてるくらい強いってだけだよね?(大正解)

 

 

ッ…模擬戦のこと思い出したら肌が粟立って来たし冷や汗止まらんわ。

あ~やめやめ!回想シーンおしまいっ!

 

ったく…せっかくこれからオラリオだってってのにテンション下がって来たじゃん。

もういい…ふて寝する。

 

 

 

 

 

あと3日。まぁ耐えれない日数でもないな

馬車の運ちゃんと恋バナでもするか。

 

 

 

 

 

 

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          化物。

 

 

3年近く師匠として教えた身からすれば…コイツを言い表す最適な二文字だ。

 

何が自分と同じコッチ側の人間だ。コイツは私の更に向こう側の人間だ…

いや正直な所、人間なのかすら怪しい。

 

   秀才。天才。鬼才。異才。儁秀。非凡。

 

そんなチープな言葉じゃ言い表せぬ程にコイツの潜在的才能は…成長のリミッターは壊れていた。

 

どれだけ鍛えたところで…特に恩恵すら貰ってない人間の成長なんてたかが知れてる。努力量と成長量は比例しないのだ。必ず何処かで頭打ちをし…そのままゆっくりと衰えていく。

 

それは可笑しな事ではない…誰しもがそうだ

私も…かつて英雄と呼ばれた彼らも…その辺で畑を耕しているおじいちゃんだってそうだ。人は努力すればするほど結果がついてくるわけではない。

 

 

 

       だがコイツは違った。

 

 

 

鍛えれば鍛えるほどコイツの肉体は完璧なものになった。剣を振れば振るほど太刀筋はより洗礼された。

コイツは努力すればするほど比例するように成長していったのだ…それも際限なく。

 

地を踏みつけ地震を起こした。

拳で滝を砕いた。

薙ぎひとつで空を割ったのだ。

そんなヤツを化物と呼ばす何と呼ぶのか。

 

模擬戦と表して()()の殴り合いを何度かした事がある。まぁ最後まで勝ちを譲りはしなかったが

……いや。違う。

勝つとか負けるとかそもそも論おかしな話だ。

 

アイツは神の恩恵無くして…レベル6の私と殴り合い

そして一度として地面に背をつける事は無かったのだ…ただただ恐怖した。この私が恩恵を無い人間に。

 

 

本気の拳を易々と躱された。コイツの蹴りで肋骨が折れたこともあった。鳩尾に入った拳に二秒ほど意識を飛ばした事もあった。

 

怖かった…次戦うときには負けるんじゃないかって。

しかしそれ以上に楽しかった。次こそは私を越えてくれるんじゃないかって…。

 

結局、アイツはが勝つことは無かったが。

だがアイツは村を出る時に『次こそは泣かしてやると』と。そう言ったのだ

次。そう次はアイツが恩恵を授かった時だろう

……ははっ考えたくも無いな。

 

 

しかし何故だろう…その戦いを想像するだけで身体中が疼くのは。いつぶりだろう…こんなにも負けたくないと思った戦いは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホントに行くのかい?」

 

背中から投げられる村長の問いに

バックを背負って答える

 

「えぇ…私もやりたい事。目標が見つかったので」

 

「そうかい…まぁあんたさんなら大丈夫だろ」

 

大丈夫な訳があるか。内心ヒクついた笑みを浮かべながらも待っていた馬車に乗り込む。

 

「たまにはベルも連れてかえってくるんじゃぞ」

 

「えぇ!村長もお体には気を付けて」

 

私は再びオラリオに戻る。

身支度に手取りアイツの2ヶ月遅れの主発になる

主神も見つけ恩恵を貰ってる頃だろう。

 

アイツのことだもうすでに私を越えるほどの実力をつけているかも知れない。

しかしどうってこと無い。

抜かされたなら抜き返してやれば良い。

戦いに負けても勝てるまで挑めば良い。

 

 

だって私はベルの師匠なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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