【🎁テンプレート配布】Notionで「づんの家計簿」をシンプルに使う
Notionで家計簿をつけはじめて約1年が経とうとしています。万年家計簿続かない人間が、1年継続できているのはNotionのおかげ、と思っています。
※本記事は数ある家計簿の中でも「づんの家計簿」について焦点を当てたものになっております。そのため、づんの家計簿をご存知の方向けの記事となっております。
づんの家計簿に挫折した人へ
づんの家計簿とは
Notionで家計簿をつける前は「づんの家計簿」という家計簿ノート術を使って記録していました。
「づんの家計簿」は、人気インスタグラマーのづんさんが考案された家計簿ノートの書き方で、見やすく簡単で、映えると評判になり大人気のノート術です。2017年頃に存在を知って、私も挑戦してみましたが、何度も挫折をしてはまた試す、を繰り返していました。
づんの家計簿のどこでつまづいたか
手書きがとにかくめんどくさい
手書きがとにかく大変。づんさんご本人の、綺麗な字で細かくびっしり書かれた紙面はとても魅力的に見えましたが、私には到底無理だった。字は間違えるし、間違えたところを修正テープで直すと汚くなる。電卓で叩くと数字間違える・・・とにかくめんどくさかった。すきま時間も散り積もで換算すると結構な時間になる
公式では「すきま時間でサクッと書ける」とありましたが、全くサクッと書けないし、毎回結構な時間を要して書いていました。すきま時間も、散り積もで考えると結構なロスに。ノートが無いと書けない
いつでも気軽に書ける、と謳う割には、ノートが手元に無いと書けないので、例えばレシートをもらわなかった場合にはスマホにメモする必要があり、結果二度手間に。しかも公式のノートサイズはA5。持ち歩くわけない。色々なフォーマットがあってどれから手をつけるのか分からない
日々の支出表はもちろん、月のまとめページや年間収支など、フォーマットがとにかく多いのがづんの家計簿。しかも全て手書き。一部デジタルにしているという人もいるみたいですが、それでも印刷したりと結構な手間をかけていることに気づいてやらなくなった。
とにかく色々つまづいたづんの家計簿ですが、それでも私はこの家計簿の「日々の支出を書きだすだけ」というシンプルな考え方には大賛成で、特に「特別費は日々の支出に計上しない」という考え方が、自分を縛りすぎずに済むので助かっています。予算とかガチガチに決めてしまうと混乱するタイプなので、「あぁ今月ちょっと金使いすぎてるな」とか「来月はサブスクの支払いがあるな」とか、その時々で微調整できるぐらいが良いなと思っていて、たとえ高額な出費が突然あったとしても特別費として計上しておくという考え方がシンプルで合ってるんですよね。なので、このまま挫折したままなのはもったいないと思ったので、Notionで思い切って実装してみることにしました。
まずはシンプルに支出を記録する
Notionでの家計簿も色々あると思いますが、づんの家計簿で一番はじめに取り組む「支出を書き出す」をNotionで実装しました。見た目が変わってしまうのは致し方ありませんが、づんの家計簿で書く内容は入っていると思います。まずは全体像をお見せします。
支出入力 / 収入入力欄
まずトップの画面。画像の下部分にある「支出入力」「収入入力」欄からそれぞれ入力できます。支出があった時は「支出入力」へ、給料が入ったら「収入入力」へ入力します。それぞれ別のデータベースに記録されていきます。
月ごとの収支管理
収支管理欄です。月ごとにまとめのページを作っています。づんの家計簿で言えば、月末に行うまとめページと日々の支出 / 収入が見れるページです。テンプレートを適用することで、自動的に入力されていきます。もちろんこのページから日々の支出や収入を入力することも可能です。
予算の欄を設けていますが、家計簿ユーザーの中には予算を設定しない方もいると思います。その場合は「予算」と「支出 / 予算割合」を非表示にするか、削除しても大丈夫です。
支出の記録 / 特別費の記録
入力された支出をカレンダー表示にしています。こちらはづんの家計簿のメインである日々の支出の欄にあたりますが、お好みのビューに変更していただいても構いません。上記の月ごとの一覧のページでも日々の支出を見ることはできるので、必要でなければ削除しても大丈夫です。もちろん、このビューから入力も可能です。
また、上部のタブを「★特別費」に切り替えていただくと、特別費のみ見ることができます。
カテゴリ別年間支出
カテゴリごとに支出が見られる欄です。カテゴリはあくまで一例なので、ご自身に必要なカテゴリに変更してご使用ください。づんの家計簿の1年のまとめページにあたります。また、右にスクロールしていただくと、年間の合計金額と平均金額を見ることができます。
日々の支出入力の仕方
入力はこれだけでOK
上部の支出入力の欄をクリックし、必要事項を画像のように入力してください。おそらくづんの家計簿で記録している内容に沿っていると思いますが、プロパティの要否はご自由に変更可能です。ただし、「価格」「月」「支払」「特別費」は消してしまうと全体がうまく機能しなくなりますのでご注意ください。
各プロパティに設定されている項目(購入方法の店舗など)はご自由に変更可能です。ご自身に合わせて変更してください。
また、非表示にされているプロパティが15件ありますが、こちらも消さないようにご注意ください。消してしまうと計算ができなくなります。
家賃などの毎月支払うものや、定期的に買い物するものなどは、データベースのテンプレート機能でテンプレート化しておくと楽です。支出によってアイコンを変えたい時にも便利。こちらも「+新規テンプレート」から自由に設定してください。
特別費を記録したいときは
ここからがづんの家計簿特有の「特別費」について。特別費も同じデータベース内に記録できます。入力する内容は同じですが、一番下にある「★特別費」にチェックを入れます。たったこれだけで、日々の支出には計上されず、別の支出として扱われます。づんの家計簿では、特別費用のページを作っていましたが、こちらであれば特別費用のデータベースを用意する必要はありません。
特別費を入力していても、月ごとの収支や、カテゴリ別年間支出で計上されていないのが確認できるかと思います。サンプルとして上記のデータを入れていますので、ご確認ください。
収入の記録は
給料が入ったら、画面上部の「収入入力」の欄から入力するか、月ごとの収支ページ内から入力してください。支出を入力するデータベースとは別のデータベースになりますのでご注意ください。また、こちらのデータベースでもテンプレートの設定等は可能です。
テンプレートの配布
最後に、こちらの家計簿のテンプレートを配布いたしますので、下記のリンクから複製してご使用ください。
複製は右上の「複製」をクリックするとご自身のワークスペースに複製されます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
づんの家計簿の数あるフォーマットの中でも、一番基本となる支出と特別費の記録に特化して作成しておりますので、ユーザーの中には「これが足りない」と思われる部分もあるかと思いますが、本テンプレートはあくまで開発段階ですので、今後Notionのアップデートと共に変化していくかと思われます。
また、本テンプレートの作成にあたり、参考にさせていただきました動画がありますので、以下にご紹介させていただきます。
コメント
1こんにちは!2024年に入ってからこちらのテンプレートを使わせていただいております。ひとまず支出を把握したい!と思って使い始めたのですが、とても使い勝手が良くて助かっておりますT0T
作成していただき、ありがとうございます!!今後とも陰ながら活動を応援しております!!