艦これをやめて半年経った反転アンチの愚痴
はじめに
10年続けた艦これをやめて、半年経った。
半年経って、色々と気持ちの整理もついた。
俺はおそらく沢山いるであろう反転アンチになった元プレイヤーの1人であり、いい加減この呪いから解放されて前へ進むために怨念を吐き出す。
いわゆるお気持ちnoteってやつだ。
現在艦これを純粋に楽しんでいるプレイヤーの方は読まないほうがいいだろう。
経歴
最初に俺の経歴を述べておく。別に珍しくない、ありふれた経歴だと思う。
2014年: ゲーム開始
2015年: 初のケッコンカッコカリ、初の轟沈
2017年: 全艦コンプリート、これ以降コンプリートを継続
2019年: この頃からイベントを「苦痛で面倒」と感じるようになった
2022年: イベントを全て最低難易度&コピペ編成でしかプレイしなくなった
2024年: 我慢の限界が来てやめた
前半5年間は下手ながら自分のペースで熱心にプレイしていたし、キャラ愛も強かったと思う。
最初にケッコンカッコカリ (レベル上限解放; 結婚になぞらえている) した、いわゆる「嫁」は当時だいぶ心の支えになっていたし、うっかりミスで轟沈 (キャラロスト) を出してしまったときは本当に辛かった。
以降、全員に
補強増設 (装備スロット追加; 500円)
応急修理要員 (ロスト防止消費アイテム; 200円)
書類一式&指輪 (ケッコンカッコカリに必要; 700円) ※レベルが上限の99に達してから
を渡していた。良いカモ客だったと思う。
徐々にイベントが苦痛になってきてからもキャラ愛だけで全員コンプリートを続けて200人近くとケッコンカッコカリしたし、その他の娘も全員をLv98まで育て上げた。Lv99になり次第ケッコンカッコカリするつもりだった。
そして2024年8月、我慢の限界が来て艦これと決別した。
当時開催していた夏イベントには全く手をつけなかった。
やめるに至った不満点
艦これの全般的な不満点は専用のWikiができるくらいなので、詳しくはそっちにお任せする。ここでは特に俺が艦これをやめて反転アンチになるに至った事項を中心に、俺視点で述べる。
出撃任務
ゲームシステムの中でも、特に出撃任務周りが不満だった。
まず、シンプルに難しい。
高難易度のステージに、編成を特定キャラたちに限定した縛りプレイを要求される。さらに、ステージ進行のマス目がランダム分岐でハズレを引くことがあるし、途中で大破 (大ダメージ) を受けてしまった場合、そのまま進むと轟沈 (キャラロスト) してしまうため撤退&やり直しを余儀なくされる。
やり直しには待ち時間と資源を要求される。まるで賽の河原だ。
年を経るにつれ、この傾向は加速していった。
また、そのステージの指定がわかりづらい。
ゲームのフレーバーなんだろうが、ステージの名前に似たようなものが並ぶ。
1面「鎮守府海域」の中に1-2「南西諸島沖」や1-4「南西諸島防衛線」がある。それとは別に2面が「南西諸島海域」で、中に2-1「南西諸島近海」がある。ちなみに7面は「南西海域」だ。任務画面には、これらが数字なしで書かれる。文字列版の「ウォーリーをさがせ!」でもやっているのだろうか。
そんな面倒な任務は手動で受注しなければならず、同時受注数は初期で5件まで、任務報酬で増えても8件までだった。たとえ任務条件を達成しても、任務を受注していないとクリアにならない。さらに、多数ある任務は依存関係が入り組んでおり、目的の報酬が手に入る任務にたどり着くまで相当な労力が必要となる。
俺がやめた時点で、任務が100件以上溜まっていた。
イベント
艦これの目玉はイベントだ。期間限定のステージが登場する。難易度は高いがクリア報酬やランダムドロップとして新規キャラが実装され、新規装備も手に入る。俺もかつてはイベントや新規キャラが楽しみだった。イベント開始時はネット掲示板に入り浸って、いつもどおり遅延しているメンテナンス明けを待っていた。
だが年を経るごとにイベントはどんどん複雑になっていった。
当初は1つのステージ中でボスが1体居るだけだったが、ボスやギミックが複数あるのが当たり前になった。ギミックとはボスを出現させたり弱体化させたりするためのステージ挑戦で、1ステージあたりボス3体ギミック4個なんてこともザラになった。
ステージ攻略が進むにつれ編成の切り替えを何度も行わなければならず、大変テンポが悪い。強力で希少な装備の乗せ換えも頻発した。ただでさえステージに1回挑むだけで15分以上かかるのに、その前後にもやることができた。あまりにも時間がかかり過ぎていた。
しかも、「このキャラはこっちのミッションに参加したので、そっちのミッションには参加できません」という制限が付与される。各ステージには攻撃力にバフが乗る有利なキャラが存在する仕様もあいまって、どのキャラをどこに出すかの管理が大変だった。試行錯誤ができないし、失敗が許されない。好きなキャラでの攻略は当然できなかった。
誇張抜きで、仕事の方がマシだった。
最初は参考程度に攻略サイトを見ていたが、やがて攻略サイト前提になった。最後2年くらいは攻略サイトが初回攻略するのを待つのではなく、最適化して最もラクできる編成を公開してくれるのを待つようになった。何も楽しくなかった。
そして、敵の強さもどんどんインフレしていった。
艦これのイベントは難易度が選択制だ。かつてはまず最高難易度で挑み、詰まったら少しずつ難易度を下げていた。だが、徐々にそれは無駄な試行になっていった。
高難易度を攻略するためには、以前のイベントの高難易度報酬の装備が必要になった。一度高難易度報酬を取れないと復帰は難しく、初めから低い難易度で挑むしかなくなった。強い装備がないため、相対的にますます敵が強くなっていった。
それでも、新規実装キャラのためにイベントには挑み続けた。
新規キャラはステージクリア報酬や、ステージ内特定箇所のランダムドロップで入手できる。イベントで実装されたキャラの多くは、実装時のイベントを逃すと後のイベントでたまに復刻されるのを待つしかない。実装イベントと比べて確率が低いし、理不尽な場所でのランダムドロップになることも多い。
だからキャラが欲しければ実装時に頑張るしかなかった。攻略サイトをコピペして最低難易度でイベントをクリアし、ランダムドロップキャラが出るまで1周15分以上かかるステージに100周近く挑むこともあった。
楽しかったイベントは、苦痛なものでしかなくなっていた。かつて、編成を考えてExcelに記録し、クリア画面のキャプチャを記念に保存していたイベントは、攻略サイトの「手順書」に従って様々な厄介ごとを行う辛い事務作業となり果てていた。
単に俺が艦これ下手、イベント下手、という点ももちろんあるだろう。他プレイヤーと比較して、十分な時間を割けていたかというと微妙なところもある。だが、そういった薄いファンが締め出される状況がまともとは思えない。
ちなみに俺が挑まなかった2024年夏のイベントは、過去最高難度を更新していたらしい。プレイヤーの間では、「ステージ挑戦用の資源の課金を誘導している」という疑念が出ていた。もしかすると、人気が低迷して経営が苦しくなった運営は、なりふりかまっていられなくなったのかもしれない。
レキシントン
そんな2024年の夏イベントの最終ステージクリア報酬として実装されたレキシントン。界隈外でも話題になるほど大炎上した。絵師への脅迫まで起きた。俺が艦これをやめる最後の一押しになったし、ブチギレたことを覚えている。
だって超ブッサイクなんだもん。
え? こんなことある? 全然可愛くない。
2020年代の商業美少女キャラとは思えん。冗談じゃねえ。
元ネタがソックリな姉妹艦サラトガと比較して
絵師が違うから炎上した
デザインに統一感がないから炎上した
と頑張って話を逸らしている意見も見かけたけど、どう考えてもそこじゃないだろ。既存キャラから悪い方向に浮きまくってる点から目を逸らすな。
不満を口にできなくなってる信者がなんとか自分の心に言い訳する理由として言ってるだけで、みんな心の中ではブサイクだなーって思ってるんじゃないか?
美少女キャラってさ、妄想の中で撫でたり、抱きしめたり、性的なことしたり、ってのをしたくなるようなデザインじゃないとダメだろ。特に艦これは結婚っぽいことしたり、被ダメージで服が破けたりするゲームだぞ? 島風なんて服がエロ衣装として定着してるしな。
炎上後に運営から擁護もあったけど、描いたのが高名な絵師かどうかなんて、ただの消費者でしかないユーザーにはなんにも関係ないんだよ。「趣味の延長」だなんて予防線だかセルフハンディキャップだかせずに、自分とこのユーザー層の分析くらいしてくれ。
そもそも、俺はあまり詳しくないけど絵師が高名なのはSF界隈での話だろ。得意分野が違う方に丸投げするなよ。依頼前にしっかり相談し、提出作品に対しても自社IPに適合しているか審査のうえ、リテイクなりお蔵入りなり考えてくれ。
ていうか今改めて氏の他の絵見たけどそんな悪くないじゃん。某漫画1巻の表紙すげえいい感じだし。どうしてこの紫色の空母だけこうなった。
この紫色の実装は、「でもキャラは好きだから」に例外ができた瞬間だった。これまでも何人か俺好みじゃない、決して世間的に「美少女」とは言えないキャラはいた。でも愛嬌があった。育てているうちに可愛く見えるようになった。性的な妄想もした。
この紫色は、それらとは一線を画していた。どうしても受け入れられなかった。ちなみに声優さんに対して変なイメージがつくのはよくないから、ボイスは聞いていない。
リシュリューDeux
艦これをやめる怒りの原因がレキシントンだとしたら、諦めの原因はリシュリューDeuxだった。リシュリューDeuxは2024年夏イベントのタイミングで実装されたいわゆる「改二」 (ポケモンでいうゴローン→ゴローニャとかの二段階進化) で、専用の消費アイテムが必要だった。(しかも2個)
そして、この専用アイテムは同イベント内で入手可能だったが、最低難易度では1個しか手に入らないという仕様。2個以上手に入れてリシュリューをDeuxにしたいなら、ゲームの難易度を上げる必要があった。
イベントを苦痛に感じるようになり、最低難易度で攻略サイト丸コピペしかしていなかった身としては、実質的な落第宣告だった。
一応後日に常設任務でも入手可能になるとのことだったが、どうせ高難易度だろうし、前提任務が山積みだろうから期待できない。2017年以降ずっと全キャラの全改装コンプリートを継続していたが、ここで終わることが確定した。これまでかろうじて俺を繋ぎとめていた紐のような何かが切れてしまった。
辛かった。でも内心ほっとした。もうとっくにやめ時は来ていたんだろうな。
リシュリューは嫁ってほどじゃないけど、エプロン姿とか好きだったし、ローソンコラボのリシュリューモチーフ苺味シュークリームが美味しかったりとか、思い出も思い入れもあったんだけどな。。。
反転アンチという存在に対する持論
ここからは、
お前が勝手に嫌いになっただけ
やめたなら黙ってろ
というよくある主張に対してNOを示したい。この主張は艦これ界隈だけでなく、他でも見かける。最近だとシャ○マス界隈で見た。
現役ファンからすると、やめるときにぎゃーぎゃー騒ぎ立てるやつは当然うざいだろうと思う。だけどこうなるのは理由がある。特に艦これは、原因が運営にあると言える。
どんな人が反転アンチになるのか
やめていく人を俺が思いつく範囲で分類してみた。
■ちょろっと触って、あわなかったからすぐやめるタイプ
反転アンチにはならない。思い入れがないから。
■他に好きなものができたり忙しくなったりしてフェードアウトしたタイプ
反転アンチにはならない。相対的に優先度が落ちただけで、嫌いになっちゃいないから。
■気に入らない要素が出たタイミングでスパっとやめることができたタイプ
反転アンチにはならない。多少不満を漏らすかも知れないが、執着はしない。相手に期待をせずに割り切る、という立派な精神性はぜひ見習いたい。
■気に入らない要素を我慢し続け、許容量を超えた瞬間に爆発するタイプ
この層が反転アンチになる。コンテンツが大好きで、我慢してきた期間に応じて相当量の恨みをため込んでいる。不満の1つや2つ、当然漏らすだろう。俺のように。
だから、黙れってのは難しい。最後に一言くらい物申したくもなる。大切なのは棲み分けだ。
艦これのように長く続き新規参入者も減ったコンテンツは、必然的に最後の我慢爆発タイプが増えてくるんじゃないだろうか。それに、艦これはなるべくしてこうなったといえる点がある。
反対意見を封じてきた結果
艦これ運営はユーザーの不満を聴かないように見える。少なくとも聴いている素振りを見かけない。その真逆の行動を堂々と取っている様子が見て取れる。
カスハラのような攻撃的なものはさておき、普通の改善要望を口にしただけでも運営Twitterにブロックされる。告知手段が専らTwitterなのに、だ。
そうすると、確かに表面上は艦これへの文句は減る。独裁国家かな。結果、運営はユーザーの声を聞くことなく自由に改修を進めることになる。たとえユーザーにとって不満なものでも、その意見が表に出てくることはない。
だから不満を抱えたユーザーが増えていく。やがてそのユーザーは我慢の限界を超えた者から脱落し、特に恨みをため込んでいた場合は反転アンチへと姿を変える。
これは艦これ運営が自ら招いた、いわば自業自得といえる。一部の熱心なファンユーザーからの優しい言葉に甘え、信頼関係の上に胡坐をかき、その維持の努力をしなかった。
おわりに
俺は今、新しい推しコンテンツにいる。こっちはこっちで不満ゼロではないけど、少なくとも艦これに抱いていたような「苦痛」とか「不信感」といったモノは全くない。
逆に、こうした気持ちを抱くようになってしまったら、艦これの反省を活かして距離を取るようにするべき、と学んだ。艦これをここまで引きずったバカにそれができるだろうか、という問題はあるけれど。
今後は緩やかに艦これのことを忘れていき、楽しかった思い出だけ残るようになることを願っている。キャラはまだ好きだしな。(あの紫色のやつ除く)
もしもこれを読んだ不満を募らせている現役プレイヤーの方がいるなら、一度艦これから離れてみてはどうだろう? 貴重な人生の時間だ。我慢しながらプレイし続けるのってストレスが溜まるだけなんじゃないかな? 我慢を続けても、その先にあるのは俺みたいな無様な反転アンチになるだけだしさ。
艦これ運営様におかれましては、うーん、何もしなくていいや。どうせ何かを改善する気はないだろうし、もう何も期待してないよ。最初の頃は楽しかったし、可愛いキャラも多かった。そこだけありがとう。


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