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理想の彼氏はいちばん近くにいました

△△:別れよう俺たち


優:えっ、、


優:なんで、、?


△△:他に好きな人が出来た


△△:じゃあな


優:ちょっと待って、、、


優:そんなぁ、、、





また振られちゃった



私、村井優



高校に入って3度目の破局です。







一緒に帰れると思ってたから、わざわざ部活がオフでも教室で待ってたのに。。。



はぁ、、、



優:私って、ほんとに見る目ないのかなぁ



このまま学校にいても仕方ない



今日は帰ろう。。。








え、雨降ってきた、、、、



さっきまで晴れてたのに、なんで……?



優:どうしよう、傘持ってきてないよ……







今日みたいな日はいっその事雨に打たれて帰った方がいいんじゃないか



なんて考えが頭に浮かんで、今にも走り出そうとしたその時



〇〇:優?


優:あっ、〇〇……


〇〇:今日部活オフじゃなかったの?


優:そう、なんだけどね、、


〇〇:もしかして、また…?


優:……うん


〇〇:そっか


〇〇:で、夕立の前に立ち尽くしていると


優:さっきまで晴れてたもん


優:まるで私の気持ちを代弁してくれてるみたい


〇〇:まさか、雨に打たれて帰ろうなんて思ってないよね…?


優:……そんなことないもん


〇〇:図星じゃん、笑


〇〇:俺の傘入る?


優:いい


〇〇:じゃあどうすんのさ


〇〇:遠慮しなくていいからさ


優:……うん
















帰り道



ほとんど会話はなかった



そのまま優の家の前へ




〇〇:もう夏だしいつ夕立降るかわかんないから


〇〇:明日からは折り畳み傘持っていきなよ


優:うん、、


ムニッ


〇〇:いつまでそんな顔してんの〜


優:うりゅしゃい…//


〇〇:じゃあまた明日ね


優:うん、また明日










〇〇とは幼馴染で



幼稚園の時からずっと一緒



私が振られる度に、こうやって現れて助けてくれて



そろそろ〇〇から卒業しなきゃなぁ



なんて考えてはいるんだけどね














翌日



瞳月:〇〇くん、おはよう


〇〇:おはよう、山下さん


瞳月:優、また振られたんやって?


〇〇:みたいだね、笑


瞳月:もうほんまあの子は、、、笑


〇〇:まあ、何回も経験して、自分に合う人探せばいいと思うよ


瞳月:ほんま、〇〇くんは甘いなぁ


〇〇:そんな事ないよ


瞳月:で、いつ告るん?


〇〇:今俺が優に告ったらあの子大変なことになるよ


〇〇:きっと頭パンクしてあたふたする笑


瞳月:何それ笑


瞳月:そろそろ〇〇くんみたいなしっかり者が彼氏になってあげないと


〇〇:優しいね、山下さん


瞳月:別に、2人見ててモヤモヤするだけやし


〇〇:ほんと素直じゃないね笑


瞳月:やかましいっ




優:おはよ〜


〇〇:優おはよ


〇〇:寝れた?


優:うんっ!大丈夫だよ


〇〇:そっか




うそ、本当は寝れてない



昨日のは結構ショックだったからずっと泣いちゃってた



〇〇には、これ以上心配かけたくない




〇〇:優、本当は寝れてないでしょ


優:えっ


〇〇:何年一緒にいると思ってんの


〇〇:無理しちゃダメだからな


優:うん…………




















瞳月:優お昼食べよ〜


優:うん〜



瞳月:次の恋はどうするの?


優:もう、当分はいいかな……笑


瞳月:前もそんなこと言ってた気がするけど笑


優:今回のは、ほんとにちょっと辛かった


瞳月:そっか




瞳月:なぁ、優


瞳月:〇〇くんじゃあかんの?


優:えっ


瞳月:1番お似合いやと思うけど


優:な、何言ってるの


優:〇〇のことそんなに目で見たことないし


優:ちょっとそれは考えられないというか


瞳月:それって、本心なん?


優:ど、どういうこと?


瞳月:違うって言い聞かせてきただけじゃない?


優:そんなこと……


瞳月:じゃあさ、


瞳月:私が〇〇くんに明日告白するって言ったらどうする?


優:…………


瞳月:いつも振られた時に気づいて慰めてくれるんは誰?


瞳月:いつも優の強がりに気づいてくれるんは?





瞳月:優もほんまは分かってるんやろ?


瞳月:どうせ優のことやから、今の関係壊したくないとか思ってるんかもしれへんけど


瞳月:〇〇くんモテるんやから、はよせな取られるで






そうだ



いつも私のことを助けてくれるのは



私に温もりをくれるのは〇〇だった





いつからか、



〇〇を恋愛対象に入れてはいけない



そう考えてしまっていた





でもどう考えても



私の気持ちをいちばんわかってくれるのは〇〇で



私のこと見ていてくれるのも〇〇で



〇〇以上に素敵な人がいないことは明らかだった




瞳月:もう分かった?


優:うん……


瞳月:やったら、今日早速行動しいや

























放課後



〇〇は先生に呼ばれてるから



その間教室で待つ







私今から〇〇に告白するの…?



私が……?



〇〇に……?




心臓の鼓動が早くなる



今までにない心のトキメキと



緊張感が私を支配していく




〇〇:お待たせ


優:ううん、全然待ってないよ


〇〇:ならよかった


〇〇:でもどしたの?


〇〇:一緒に帰ろうなんて珍しいじゃん


優:あ、あのね、〇〇




がんばれ



言うんだ私…!




優:私、〇〇のことが好き


〇〇:えっ?


優:しーちゃんに言われて気づいた


優:私に必要なのは


優:私が必要としていたのは


優:〇〇だって


〇〇:そっか



えっ、それだけ…?



窓の外を眺めている〇〇




〇〇:俺もずっと好きだったよ


〇〇:今までは、優がいろんな男に恋してるの見て


〇〇:実は嫉妬してて


〇〇:振られて悲しんでる優を見て、本気で心配してたけど


〇〇:でもどこか喜んでる自分もいて


〇〇:それがすごく嫌だった


〇〇:でもこれからはそれももう無くなるんだね


優:〇〇……


〇〇:俺が優のこと絶対に幸せにするから


〇〇:もう、泣かないでね


優:うんっ









私、村井優



理想の彼氏を手に入れました…!


















おわり。

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コメント

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理想の彼氏はいちばん近くにいました|ばなな
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