千葉・市川の入札妨害で業者組合代表に有罪 下水道工事で市職員から予定価格

千葉地裁
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千葉県市川市の発注工事で、権限のある市職員から入札情報を得たとして、公競売入札妨害罪に問われた京葉建設業協同組合の元代表理事、田口孝一被告(57)に、千葉地裁(野々山優子裁判官)は25日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

起訴状によると、組合の代表者だった2023年7月、元市下水道部次長の八田一生被告(60)=懲戒免職、収賄などの罪で有罪判決=から、下水道関連工事19件の一般競争入札で、落札価格の上限に当たる予定価格を市役所で得たとしている。

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