障害のある子どもへの教育支援に向け報告書提出

 障害のある子どもの教育支援のあり方を検討してきた有識者会議は18日、県の課題や解決の方向性をまとめた最終報告書を日吉亨教育長に提出しました。

 県教育委員会は去年7月、障害のある子どもとない子どもが、可能な限り共に学べる社会を構築するための特別支援教育が重要などとした県教育振興基本計画を策定しています。

 これを受け、現状の課題や解決策の方向性を検討してきた有識者会議は、障害のある児童・生徒への連続性のある多様な学びの場の充実や、1人1人に応じた支援の充実、それに特別支援教育に関わる教職員の育成を柱にした最終報告書をまとめました。

 有識者会議の桜井康博座長は、県の特別支援教育に対する委員の評価は肯定的だったとしたうえで「より質を高めるための提言として、すぐに形にはならなくてもひとつひとつ吟味してほしい」と求めました。

 これに対し、日吉教育長は「3つの提言は特別支援教育の推進に向け極めて重要。障害がある子どもとない子どもが共に学び、生きる共生社会の実現を目指していきたい」と述べました。

狭山消防署消防隊員を逮捕 貸金業法違反の疑い

 無登録でSNSに融資する投稿をしたとして、貸金業法違反の疑いで狭山消防署に所属する29歳の消防隊員の男が逮捕されました。

 貸金業法違反の疑いで逮捕されたのは、日高市野々宮に住む埼玉西部消防局狭山消防署の消防副士長梶原秀太容疑者(29)です。

 警察によりますと、梶原容疑者は2月2日、登録を受けていないにも関わらず、「給料日に返済可能なら融資します」「初回は5万円までとなります」などとSNSに投稿した疑いが持たれています。

 梶原容疑者はヤミ金融業者からの借金を返済できなくなり、業者から客を集めるよう指示されたとみられています。

 調べに対して梶原容疑者は「ヤミ金の利用者を集めるため、SNSに広告を投稿したことは間違いない」と容疑を認めているということです。

 警察は、梶原容疑者がこれまでに50人ほどを業者にあっせんしたとみて調べています。

 埼玉西部消防局の山崎大総務課長は「真摯に事実を重く受け止めて、引き続き市民の負託にこたえられるよう、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

川越市 79歳女性 軽乗用車にはねられ死亡

 17日夜、川越市の交差点で歩いていた79歳の女性が軽乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察によりますと17日午後7時40分ごろ、川越市新宿町の市道の交差点で横断歩道を歩いて渡っていた近くに住む辻本眞弓さん(79)が右折してきた軽乗用車にはねられました。

 この事故で、辻本さんは頭などを強く打ち病院に搬送されましたが、およそ13時間後に死亡が確認されました。

 警察は軽乗用車を運転していたベトナム国籍で川越市旭町のアルバイト、チャンバンチュエン容疑者(28)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対してチャン容疑者は容疑を認めているということです。

 警察は、容疑を過失運転致死に切りかえ、事故の詳しい状況を調べています。

特殊詐欺被害防止へ TOKIO 城島茂さん 注意喚起

 1件あたりの被害額が大きいSNS型投資やロマンス詐欺などの被害を減らそうと、さいたま市内の大型商業施設でTOKIOの城島茂さんを招いたイベントが開かれました。

 イベントには特殊詐欺の被害を食い止めようと著名人で結成された警察庁のプロジェクトチームの一員を務める城島茂さんが特別ゲストに招かれました。

 城島さんはSNS型投資やロマンス詐欺の被害にあわないための対策などについて、県警の警察官と対談しました。

 県警によりますと、去年1年間に県内で確認されたSNS型投資・ロマンス詐欺の被害件数は254件、被害額は38億を超えるなど深刻な状況となっています。

 こうした状況を踏まえ城島さんは、SNSで知らない人からのメッセージが届かない設定にすることや、会ったことがない人からの投資話には応じないことなどを呼びかけました。

JR大宮駅 エスカレーターの安全利用呼びかけ

 エスカレーターで歩かず立ち止まって乗ることを求める全国初の条例が施行されてから3年以上がたちました。

 安全な利用を心がけてもらおうと、18日、JR大宮駅では鉄道事業者や県議会議員らがキャンペーンを展開しました。

 18日のキャンペーンには県議会議員やJR東日本をはじめとした鉄道事業者、駅周辺の商業施設などからあわせておよそ50人が参加しました。

 条例は2021年10月に施行され、3年以上がたちましたが、依然としてエスカレーターで左側に立ち止まり右側を歩く人の姿が見受けられます。

 参加した人たちは駅の利用者に啓発品を配ったり、「左右両側に立ち止まろう」と書かれたプラカードを掲げたりして、エスカレーターの安全な利用を呼びかけていました。

車いすラグビーメダリスト 出前授業

 2016年のリオパラリンピックで、車いすラグビーで史上初の銅メダルを獲得した元日本代表の官野一彦選手が、新座市の小学校で出前授業を行い、バリアフリーの大切さを伝えました。

 新座市立西堀小学校は、子どもたちの豊かな人間性や、主体的に取組む姿勢を育みたいと、元プロスポーツ選手による出前授業を2021年から開いています。

 22歳の時、サーフィン中の事故で車いす生活となった官野選手は、26歳で出会った車いすラグビーに魅了され競技を始めました。

 そして2016年のリオパラリンピックで、日本史上初の銅メダルを獲得しました。

 官野選手は、18日の授業で死を覚悟した事故当時の様子や、入院中、歩けなくなっても笑顔で励まし続けてくれた母親とのエピソードなどを話しました。

 また手と足が麻痺していても1人で車に乗り、手動装置を使って運転していることや、普段行っているトレーニングの方法など、ありのままの姿を児童たちに伝えました。

 児童たちは、官野選手の体験を通してバリアフリーの大切さを真剣に考えている様子でした。

732万人余 県の推計人口 2か月連続減少

 県の推計人口は、1月1日の時点で2か月連続で減少していることが県のまとめで分かりました。

 県の統計課によりますと、1月1日現在の県の推計人口は、732万6255人で、前の月と比べて2878人、率にして0.04パーセント減少しました。

 これは、出生が死亡を下回る「自然減」が4430人だったのに対し、県への転入が転出を上回る「社会増」が1552人となったため、2か月連続の減少となりました。

 市町村別で人口が最も増えたのは八潮市の88人で、次いで鴻巣市の33人、戸田市の32人となっています。

 一方、最も減少したのは川口市の355人で、入間市が191人、熊谷市が150人と続いています。