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第七章 分岐する世界線〜マンデラエフェクトの意味

世界線は大きく4つにわかれる

2ちゃんねるで有名になった、2014年の「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」という話がある。このスレ主は他の世界線の自分と精神を入れ替えることができ、それらの情報から、これから世界が大きく4つに分かれていくと結論した。

【ルート1】現在からほぼ変化なく続いていくルート
【ルート2】空想は現実となり、あらゆる技術が大きなステップを踏み出す、文明が飛躍的に進化するルート
【ルート3】戦争あるいは革命によって、権力などの力関係、法律などが崩壊するルート
【ルート4】最悪のルート、地球規模の大災害や不治の病により人類は壊滅的なダメージを受け絶滅への道をたどる

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スレ主は「細かい日時などはルートによって微妙に異なるのでどうとも言えないが、東京オリンピックが開催される前に分岐は起こる。逆に、年号が変わるまで分岐は起こらない。全てのルートに共通してるのは以上の2点」という言葉を述べている。つまり2020年7月に行われるはずだった(実際は2021年)東京オリンピックの前に元号が変わることを当てているのだ。令和になったのは2019年5月1日だ。

スレ主に寄ればもう分岐は起きているはずなのだが、筆者は分岐がその一回だけではなく、これからも起きていくと考えている。またこうした分岐は、地球のアセンションにどれだけの人たちがついてこれるかによって起きるのではないかとも考えている。ルート2、1、3、4の順で、それぞれのルートに進む人たちの平均振動数は低くなっていく。注意してほしいのは、一人だけ振動数が高くても縁のある人たちが皆低ければ、悪いルートに行く可能性があるということだ。

今この記事を読んでいる世界線にいる人たちは、少なくともルート4は回避できているのだろう。このルートは言わば、ついてこれない人には一度すべて死んでもらうシナリオ。この際、死んだらアストラル界下層に行くはずだった人たちは、それなりに地球に近い環境の別な惑星に生まれ変わると考えられる。しかしそこは、ヒューマノイドとは言ってもかなり人間と違う存在の世界かもしれない。そうやって人類をふるいにかけ、残った人たちだけでも精神性が上がった世界で過ごしてもらおうというシナリオがルート4なのだ。

実はまるでこのルートのような世界線が、タイターたちが生み出した中に存在する。それは帰れなくなった彼を迎えに来たチャーリー・ライオネル・ヘイネスの世界線だ。

ポールシフトとオバマ政権

2003年11月9日、あるフォーラムに「timeline_39」と名乗る人物が書き込みを始めた。内容を訳すとこんな感じになる。

「ジョン、チャーリーだ。こんな形で連絡することになってすまない。でも、君とどうしてもコンタクトが取れず、疲れはてたんだ。それと、君がまだこの世界線にいることを、こんな形で公開して本当にすまない。緊急でなければ、君の生活を脅かす気はなかった」

https://bbs.timetravelinstitute.com/threads/john-titor-i-know-you-are-still-here.1887/

その後、「timeline_39」は次第に自分の素性を明かしはじめた。彼は「チャーリー・ライオネル・へイネス(Charlie Lionel Haynes)」という名前で、2039年からジョン・タイターを捜しにきたという。そう、チャーリーの世界線では、ジョン・タイターは帰還していなかったのだ。

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ムー2018年1月号特集「帰ってきたジョン・タイター」
筆者が書いた記事だが
ジョン・タイターをより深く知りたい人にはお勧めだ

その後12月23日に、無事タイターを連れ帰ったチャーリーは、2004年にまた来て、彼が経験した、皆がこれから経験するであろう大破局ポールシフトのことを少し述べた。さらに彼は2008年9月にも来ていて、理事会が初めて歴史的な出来事を意図的に操作することを許可したと延べ、大破局の詳細、彼の経験した話を詳しく述べることとなった。彼の話を総合すると、その世界線のポールシフトは2009年1月20日から2011年6月18日のどこかで起きたようだ。

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自転軸・磁極が何らかの要因で現在の位置から移動するポールシフトは
実際に起きる可能性が取り沙汰されている

ポールシフトに至るまでの数週間、未知の惑星の接近に伴って地球の自転は徐々に遅くなり、そして完全に停止した。ポールシフトはその5日後に起きた。自転が停止している間、 地殻とコアの間には緊張が蓄積していた。最終的にこの緊張は、コアが地殻から分離し、独立して動いたときに解放された。コアから分離された地殻はスライドし、急速な大西洋の拡大と太平洋の圧縮を引き起こし、地球の様相は一変することになった。

ポールシフトの後、惑星の影響がなくなっていくと共にコアは落ち着き始めたが、地殻はその巨大な質量のために動き続け、やがて極度の地震と造山によって停止した。地殻移動が落ち着くまでは大規模な高波も発生した。これだけでも相当な命が失われたはずだが、その後、生存者たちは別の災害と戦わなければならなかった。極地の氷が溶けて海が再び上昇し始めたのだ。新しい北極はブラジルの膨らみのあたり、南極はイラン・イラクの近くに位置することになった。ポールシフト直後の生存者数は、全世界で3億人から5億人と推定されているが、約12年後に行われた最初の世界的な国勢調査において、その総計は1億1700万人強だった。

正に壊滅状態の人類だが、この状況が残った人たちの精神性を上げた。それまでは潜在意識を通してしかアクセスできなかったプレアデス、シリウスなどのエイリアンたちが、人類に物理的にコンタクトすることが可能になったのだ。人類はエイリアンたちをビジターと呼び、彼らと協力し始めた。

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プレアデス、シリウスの存在は
通常の人の目には見えない領域にいる

これからその協力の様子を紹介する前に、チャーリーたちが私たちの世界線で行った重要な工作について触れておこう。彼らは未知の惑星が古くからニビルと呼ばれていて、US政府がその動きを掴んでいたのを知った。彼らの世界線では、2008年のUS大統領選挙においてバラク・オバマ(Barack Obama)は敗退し、ジョン・マケイン(John McCain)が勝利した。そしてマケインはニビルのことを隠蔽し続けた。チャーリーたちは二人の心理プロフィールを分析し、オバマの方が接触相手として望ましいことを知った。またマケインの勝利には不正投票が絡んでいるのも知り、彼らはこれを防いで、本来勝つべきオバマを勝利させる方向で動いた。

見事オバマを当選させたチャーリーは、ホワイトハウスのオバマとバイデンが役割を果たせば、人類はポールシフトを避け別の道へと進むと自分たちは確信している、と述べた。チャーリーの言っていた時期のポールシフトを我々は経験していない。とは言え、オバマが惑星ニビルについて何か語ったという事実もない。この政権において一体何が起きたのだろう。

1947年、ロズウェルにUFOが墜落した。政府はそれを否定しているが、この事件はもう隠せないところまで来ている。そして、この事件以来、歴代のUS大統領たちは皆、UFO問題に熱心だった。しかしオバマはその中で、最もUFO問題に関心のない大統領だ。逆にこれは怪しくないだろうか。さらに彼を火星で見たと主張している人がいる。マイケル・マッキントッシュ(Michael Macintosh)がその人なのだが、彼についてここでは詳しく書かないことにする。

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彼のロングインタビューの内容を筆者のブログで紹介している
今年彼が大統領になる未来は無くなったが
トランプが当選すればまたその可能性が見えてくると筆者は考えている

マッキントッシュの情報を最低限、箇条書きにしておこう

  • 幼い頃エイリアンに会い、近未来を見せられた

  • エイリアンに2回会った後で、黒服の男たちから火星でリモート・ビューイングをするように頼まれ、そこに連れて行かれた。

  • 火星でオバマは彼の精神とリンクし、彼が視ているものを記録する係だった。

  • 上の仕事が終わった時、さらに二人テレポートしてきた人たちがいた。それはアンドリュー・バシアゴと未来の彼自身だった。

  • 2018年にある未来人が、トランプのあとの大統領の名前はマイク・マッキントッシュだったと思うと述べた。

  • 軍事アドバイザーとしてオバマ政権に関わっていた。

筆者はオバマがニビルとタイムトラベルのことを知り、我々の本流を変更した可能性が高いと考えている。

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CIAが公開している火星のリモートビューイングによる調査レポート
「MARS EXPLORATION, MAY 22, 1984」に
マッキントッシュは関与していたと主張している

人類の分岐を見守るエイリアン

チャーリーの世界線の話に戻ろう。ビジター(エイリアン)たちは、生き残った人類を救出し、新しい世界政府を作り上げた。その後彼らは人類と協力して、なぜこのような災害が起きたのか、なぜその可能性が隠蔽されていたのかを分析し、その歴史を変えるためにタイムマシンを作ることを決定した。このときシリウス人とプレアデス人の科学者とともに時間変位装置C204のプロトタイプを設計・製造した6人の人間の中に、この世界線のジョン・タイターがいた。C204デバイスは2035年に完成したが、いくつかの重要な基礎部分に問題点が発見され、使用は見送られることになった。ところがタイターは評議会の裁定に異を唱え、無許可でこのマシンを使用したのだ。
後にトラブルの原因であった特異点ベースの電源システムは、ビジター宇宙船に搭載されているものと同じ元素115の電源システムに変更された。

ところで元素115と聞いて、ピンと来た人はいないだろうか。ロズウェルのUFOにこれが使われていたという情報がある。UFOのリバースエンジニアリングをしていたボブ・ラザー(Robert Scott Lazar)という男性がいるのだが、彼は当時未発見だった元素115を用いずに、UFOの動力源の重力波を作り出す装置を複製するのが仕事だったという。

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経歴を抹消され命も狙われたラザーは
テレビに顔を出すことで保身を図った

宇宙船というのは実はタイムマシンでもある。宇宙船は大抵の場合、この宇宙ではなく別の宇宙から来ている。異世界を行き来するのと、時間を行き来するのとでは、方向性が違うだけで、単に普通は移動できない停点へと移動しているだけなのだ。話が逸れたが、元素115のシステムを用いたC300に乗ってチャーリーはタイターを救出した。しかしタイターはC204の使用によって心身に不調をきたし、その体内の損傷は回復不可能だったと、チャーリーは述べていた。

チャーリーはエイリアンたちから、人類は現在第三密度から第四密度に向かっていることを教えられた。宇宙は基本的に5つの次元で構成されている。最初の3つは縦・横・高さ。4つ目は時間で、そして5つ目は、宇宙に存在するすべての物質とエネルギーの振動数だという。これを彼らはこの宇宙の共振周波数と呼んでいる。5次元には無限に多くの異なるレベルがあり、それぞれのレベルは異なる共振周波数を持っており、互いに独立している。それらは同じ空間を占めているが、異なる共振周波数を持つ物質とエネルギーは、ただ互いを通り過ぎるだけだ。各レベルは異なる密度を持ち、レベルが高くなるほど、物質は少なくエネルギーは多くなる。さらに、それぞれの密度は同じ密度定数を持つが、物理法則は異なる。密度定数は、我々の世界線では「宇宙定数」という別の言葉で知られているとチャーリーは言っている。そして理解の助けになるはずだと、この公式を示した。

密度定数=[時間(進行)] * [光速C]

密度定数が密度ごとに変わらないということは、ここに書かれた光速は可変が想定されている。密度毎に光速は変わり、それに合わせて単位時間も変わるということなのだろう。ある世界で一日過ごして帰ってきたら一週間経っていたとか。確かに体験談としてはそう言ったものが存在している。そう感じるのは、光の速さが違う世界に行ったからなのではないだろうか。

チャーリーによると、現在我々が存在しているのが第三密度で、ビジターは主に第四密度だが、まれに第五密度のエイリアンもいるという。彼は地球の第三密度の世界があと100年ほどでなくなるとも述べていた。現在が第三密度から第四密度への移行期だという情報は、色々なチャネリングで述べられている。第三密度では周りの現実を意識して変えるのが難しいが、第四密度ではそれがだんだんと自由になっていく。要はこの物理世界が、まるでアストラル界のようになっていくのだ。これが、第四密度へ行った場合の変化だと思ってよいだろう。

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1980年代のチャネリング
『ラー文書「一なるものの法則」』を元に作成した密度の図
このサイクルの上にもさらにサイクルがあるという

チャーリーの世界線ではこの変化についてくるつもりのない、つまりこの先もこの鈍重な物理世界を堪能したい人たちが大量に亡くなった。しかし残った人々がすべて第四密度に移行できるわけでもないようだ。エイリアンたちは人類をSTOとSTSに分けて考えている。STOはService to Othersの略で、他者奉仕を意味し、STSはService to Selfの略で自己奉仕を表す。とは言うものの、大抵の人はこのどちらでもない、中間的な状態にある。エイリアンたちはそうした人たちがSTOとSTSのどちらに進むのか、見守っているという。チャーリーは、STOは第四密度に進むが、STSは進めないと言っている。
チャーリーの世界線で起きたことは所詮、タイターが生み出した分流なのかもしれない。しかし、第四密度への移行は今我々自身も直面していることなのだ。そして筆者はその事実とチャーリーの世界線が、マンデラエフェクトにリンクしていると考えている。

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コメント

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第七章 分岐する世界線〜マンデラエフェクトの意味|冨山詩曜(Siyoh)
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