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第六章 世界は振動によってできている〜マンデラエフェクトの意味

世界は振動によってできている

今がどのような時代かを述べる前に、世界は振動によって成り立っていることを述べなければならない。筆者の信頼するある霊がかつて

「あなた方はすべて空間の中で振動しています。あなたが腰掛けるその椅子も、部屋も皆そうです。すべての振動、もちろんあなた自身の振動も、あなたの考えによって影響を受けます」

と言っていた。ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)も宇宙の秘密を見つけたければエネルギー・振動数・振動の観点から考えるようにと述べている

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原子核と電子の視覚化モデル
こうしたミクロレベルで見ると物質というのは隙間だらけで
そこに満ちている振動が重要になる

人はそれぞれ主に自分の考え方によって固有の振動数を持つ。アストラル界では、同様な振動数を持ったものたちが集まって、一つの共有世界を創る。その結果、アストラル体に許される最低の振動数から最高の振動数まで、そのそれぞれに見合った世界が無限にたくさん存在する。停点理論的に言えば、誰もがある振動数を持ったひとつの停点からなかなか動こうとしない、そんな世界がアストラル界だと言える。

ちなみに、スピリチュアルでよく「波動」という言葉が使われるが、それは振動と振動数を表しているようだ。誰が初めてそう訳したのかわからないが、英語ではfrequency(周波数、振動数)とvaibrarion(振動)の言葉が使い分けられていて、波動という表現は使われない。量子力学や弦理論で、すべての物質やエネルギーが基本的には振動する波の性質を持つとされているのは確かだ。そう考えると「波動」を通常の意味ではなく「波の性質を持った振動」の意味として使うのなら、それはありなのかもしれない。とは言え、非常に誤解を招きやすい言葉なので、筆者は使わないようにしている。

さて、アストラル界では他の振動数の停点に行こうと思えば行ける。しかし自己の振動数と異なる世界に行けば行くほど、とても居心地が悪くなっていくようだ。それを無理に移動した結果、振動数のかなり異なる二人が出会った場合、振動数の低いものは高いものをもはや光としてしか認識できない。逆に高いものは低いものを暗闇として認識する。振動数の高いものたちが住む高次アストラル界では、思ったことが簡単に形になり、思考で家を作ることができる。一方、低次のアストラル界は、もう死ぬことはないだけでこの世と仕組みがほとんど変わりない。そこでは家が欲しければ働いてお金を稼がなければならないのだ。

余談だが、ITC通信におけるあの世のステーションのディレクターであるスウェジェン・サルター(Swejen Salter)は、自分とパートナーが共に暮らしている美しくて広々とした家について話してくれたことがある。第三界を本拠地としている彼らの生活は空間や時間の制約を受けることがない。この家は多くの次元につながっていて、裏のドアを通って、本当に信じられないほど広く美しい庭に行くことができる。また、その同じドアを通って行くだけで、エキゾチックな公園に行ったり、美しいビーチを散歩したり、海に沈む夕日に見入ることも可能だと彼女は言っていた。

ある地球側の研究者が、彼女の世界は「心が生み出す幻想」なのではないかと言った。それに対してサルターは「そのとおりです」と答えたが、「私に見えるものは全て、実在しているのです」とも言っていた。停点理論でわかるように、地球上においてですら全ては心の産物だと言える。死後の世界とこの世との根本的な違いは、現実をどれだけ速く創り出せるか、という点にあるのではないだろうか。

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質問した研究者にサルターは
地球でも車付きの世界で最も美しい家などは
心が生み出す幻想だと切り返していた
しかし幻想は、多かれ少なかれ形になるのだ

あの世と物理世界との違いは他にもある。停点移動に関してここではアストラル界ほどの自由はなく、人類が作り出した「時間」という概念に押し流されるように移動している。また、物理世界ではアストラル体の振動数が極端に異なるものでも簡単に出会えるのだ。なぜならアストラル体の振動は、より低い振動数の肉体によって抑えられてしまっているからだ。

人はアストラル界と物理世界を転生して行き来しながら進化していく。アストラル界で進化していくのは難しい。ここは極端に下の階層でなければ、基本的に居心地の良いところだ。なぜならそこには自分と似たような振動数、つまり自分と調和する人間しかいないのだから。その状況で無理に、居心地の悪いもっと上の振動数の世界に行って、そこに自分の身体を馴染ませようとするだろうか。

一方、物理世界は刺激に満ちている。先にあげた、振動数の異なるものが簡単に出会える以外にも、進化を劇的に促進させるためのきっかけが多数用意されている。例えば大病や極端な悪運などはそれだ。こういった進化の促進剤を使うことを、一応生まれ変わってくる前に本人も納得していると言う。とは言え、実際に生まれて芽生える新しい自我はそれを覚えていないため、用意したシナリオが劇薬過ぎて促進剤とはならず、返って退化したりすることもあり得る。

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まあ、そう言ったところも含めて、この世は特殊な世界なのだ。しかし今、この地球に一つの大きな変化が起きている。アセンションと呼ばれる流れがそれだ。

アセンション

アセンションは元々キリスト教で、イエス・キリストが復活後に天に昇ることを指していた。この言葉が、スピリチュアルな文脈で広く使われるようになったのは、20世紀の神智学の台頭からつながるニューエイジ運動の中でのことだ。神智学では5次元の存在となった人を「光のマスター」、6次元の存在となった人は「アセンディド・マスター」またはアセンションと呼ぶ。それとは別に、現在地球に今までにないエネルギーが降り注いでいて、人々と地球の振動数が上がって、次元上昇が起きているという主張があり、それもアセンションと呼ばれている。これは人々が神智学のマスターたちのようになっていくという考えから来ているのだろう。

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こうした振動数の変化を感じ取ることのできる人たちによれば、地球の振動数はすでにかなり上がっていて、アストラル界中層なみになっているようだ。それに合わせて、新しい物理世界が現れようとしている。アストラル界中層のように、思いが実現しやすくなる世界だ。筆者はすでに、考えられないほどの偶然を何度か経験し、世界がそうなってきていると実感しているが、皆さんはどうだろう。ちなみに、アストラル界下層は下の方から消滅してきているという。となると、死んだらその下層に行くはずだった、まだまだ振動数の低い人たちはどうなるのだろう。このアセンションにおけるシナリオは、どうやら大きく4つ用意されているようだ。

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人が死んだらどうなるのかを考え続けた結果、あの世と電話している人たち、何十年もこの分野に関わっていた人、超能力者、霊能力者など、さまざまな人たちと関わってきました。自分自身にも多少変な感覚があり、ムーにもしばしば記事を書いてきた立場から言える事柄を、ここで発信していきます。
第六章 世界は振動によってできている〜マンデラエフェクトの意味|冨山詩曜(Siyoh)
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