計算問題の中には、工夫次第で計算のスピードが上がるものがあります。
さて、今回の問題はどのような工夫が有効でしょうか。一度、考えてみてください。
問題
次の計算を暗算でしなさい。
468×5
※制限時間は5秒です。
解答
正解は、「2340」です。
5を掛ける問題はそのまま計算してもそこまで難しくはありませんが、今回はひと工夫してよりスピーディーに答える方法をご紹介します。
次の「ポイント」で、暗算方法を具体的に解説していますので、ぜひご覧ください。
ポイント
この問題のポイントは、「×5を×10/2として計算すること」です。
10/2の分子と分母を2で約分すると5/1、つまり5になりますので、5と10/2は同じ数です。
5=10/2
よって、「×5」の代わりに「×10/2」を使っても式の意味は変わりません。
分数は、以下のように割り算に変形することができます。
分子/分母=分子÷分母
<例>
8/2=8÷2
左辺 :2で分子分母を割って約分すると4/1=4
右辺 :4
左辺と右辺は一致する。
つまり「×10/2」は「×10÷2」として考えることもできるのです。
ここまでの内容を反映して、問題の式を変形すると次のようになります。
468×5
=468×10÷2
「×10」は掛けられる数(468)の後ろに0を付けたものが答えになります。そして、「÷2」は各桁の数を半分にするだけなので、計算はとても簡単ですね。
468×10÷2
=4680÷2
=2340
まとめ
今回は「×5」の問題を簡単にする工夫を紹介しました。
「×5」の計算→「×10÷2」と考える
「×10」は掛けられる数が整数なら数の最後に0を付けるだけ、「÷2」は各桁の数を半分にするだけなので、計算のスピードアップが期待できます。
「×5」の計算は比較的簡単ではありますが、もっと楽して計算したいという人はぜひこの暗算方法を使ってください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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