カスタマーレビュー

  • 2024年6月1日に日本でレビュー済み
    無知の知という言葉については、「知らないことを自覚している」という程度しか知らなかった。本作では、死を恐れることすらも、「体験したことがないのに恐れている」と批判しており、死や将来への不安さえも無知の知に当てはまるのだとわかった。
    また、生の反対は死ではなく、立派に生きないことだと述べられている。戦場で立派に戦って生き残るのも戦士するのもどちらも立派であるということからも、精一杯生きることこそが重要なのだ。
    ソクラテスの主張は、日常の生では自覚されない本当の自分自身、すなわち魂に目を向けろ、ということである。社会や経済の価値基準ではなく、魂が善くなるように配慮する生をいきなければならない。
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