「ウクライナとともに」 米との首脳会談決裂後、欧州から連帯の声

有料記事

[PR]

 トランプ米大統領が「米国への感謝が足りない」と声を荒らげるなどして協議が決裂した2月28日のトランプ氏とウクライナゼレンスキー大統領の会談。欧州の首脳からは、ウクライナへの連帯を示す声が相次いだ。

 会談の直後、ポーランドのトゥスク首相は「親愛なるゼレンスキー大統領、親愛なるウクライナの友人たちよ。あなたたちは1人じゃない」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 北欧スウェーデンの首相府も「ウクライナは自らの自由だけでなく、欧州全体の自由のために戦っている。スウェーデンはウクライナとともにある」との声明をXに投稿した。

 欧州連合(EU)の高官によると、EUの大統領にあたるコスタ首脳会議常任議長は会談直後のゼレンスキー氏に電話をし、さらなる支援を表明。「公平で永続的な平和のために協力し続ける」とXに投稿した。

 ドイツのショルツ首相も「ウ…

この記事は有料記事です。残り806文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
  • commentatorHeader
    市原麻衣子
    (一橋大学大学院法学研究科教授)
    2025年3月1日17時30分 投稿
    【視点】

    日本もウクライナへの連帯の声を示す必要があるように思います。先日の石破首相の訪米に関しては、トランプをおだてることで日本に牙を向かせない戦略が功を奏したというのが一般的な受け止めのようでしたが、トランプにアジェンダセットを許す、そして許し続

    …続きを読む
ウクライナ情勢

ウクライナ情勢

2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。国際社会の動きや、現地の様子などのニュースをお伝えします。[もっと見る]