衆議院選挙 宮城4区 立民 安住淳氏が10回目の当選
宮城4区は、立憲民主党の前議員の安住淳氏が10回目の当選を果たしました。
安住氏は石巻市出身の62歳。
NHKの記者を経て平成8年・1996年の衆議院選挙で初当選しました。
安住氏は選挙戦で自民党のいわゆる派閥政治や政治とカネの問題を批判し、「自民党におきゅうを据える時だ」と政治を刷新する必要性を訴えてきました。
民主党政権で財務大臣を務めたほか、党の国会対策委員長などを歴任した知名度に加え、区割りの変更によって新しく選挙区となった自治体にも毎週のように足を運んで支持を広げてきました。
その結果、立憲民主党など野党側の支持層を固めたほか、政治とカネの問題を受けて一部の自民党の支持層も取り込みました。
さらに無党派層からも幅広く支持を集め、10回目の当選を果たしました。
安住淳氏は「今回の選挙戦を通じて、改めて宮城県のいろんな問題を知ることができ、多くの若い人たちに支援をいただいた。この人たちの暮らしと雇用も守っていかなければならない。10回目の議席の獲得は感慨深いものであり、心新たに一生懸命頑張りたい」と話していました。