第1回 全国中等学校優勝野球大会

概要

1915年8月18日~8月23日 出場:10チーム 

優勝
京都二中(京津・京都)
準優勝
秋田中(東北・秋田)

 1915年(大正4年)、全国中等学校野球大会として朝日新聞社が主催。東北、東海、京津、関西、兵庫、山陽、山陰、四国、九州の9地区で予選を行い、春の東京都下大会で優勝した早稲田実を加えて10代表が参加した。甲子園はまだなく、大阪・豊中球場で開催された。当時は完全な野球規則がなかったため、11カ条の試合規則を定めた。本塁を挟んだ試合前後のあいさつも、この時に決められた。優勝校には優勝旗、全選手に参加章を贈り、旅費は主催者が負担。大会期間は5日だった。決勝は延長戦の末、京都二中が13回裏に秋田中から決勝点を挙げて優勝。記念すべき最初の栄冠に輝いた。

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