2024年に本島内の自宅で、同居する当時女子中学生だった孫に性的暴行をするなどしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われている60代の会社員の男の第2回公判が28日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれた。検察側は懲役6年を求刑。弁護側は寛大な判決を求め、結審した。判決は3月24日。
公判では、検察官が「懲役の中でしっかり反省してほしい」などとする少女の意見陳述を読み上げた。少女の母親は早く被害に気付けなかったことに後悔の念を示し、「娘の日常生活にも影を落としている」として厳罰を求めた。
論告で検察側は、男からの常習的なわいせつな行為に少女が嫌悪感を抱きながらも家族仲が悪化することなどを懸念して耐えていたと指摘するなどし、男の行為を非難した。
弁護側は男が起訴事実を認めて反省しており、職や家族を失う状況で社会的制裁を受けているなどとした。男は最終陳述で「わびることしかない」と述べた。