カスタマーレビュー

  • 2020年3月23日に日本でレビュー済み
    ロジカルシンキングは、頭の中にあるだけでは意味がない。

    ビジネスの現場では、レポーティングやメール、あるいは提案書や報告書など「自分の考え」を文章に落とす局面は多い。

    本書は、ベストセラーとなったバーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」の翻訳者が著した、日本人向けのロジカルライティングの書籍だ。

    ロジカルライティングは、ロジカルシンキングと異なり、常に「相手」を想定しなければならない。

    本書の特筆すべき点は、ロジカルシンキングを「相手に合わせて」「文章に落とす」実行可能な方法論を、徹底的にわかりやすく解説してくれていることだ。

    ビジネスとは、突き詰めれば人と人との間にある営みだ。

    しかし「自分が伝えたいことをロジカルに伝える」ことはできても「相手が知りたいことロジカルに伝える」ことができる人は、そう多くない。

    もし本書を手に取れば「ロジカルシンキングを相手に伝わる形に変換する」スキルを身に付けることができるはずだ。
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