龍谷大平安高校によりますと、2月中旬に硬式野球部の部員から「監督から暴行を受けた」と申し出があり、原田監督に確認したところ、暴行を認めたということです。
このため高校は調査委員会を設置して、暴行の詳しい状況や、ほかの部員への暴行など詳しく調べるとともに、原田監督に自宅待機を命じたということです。
生徒のけがの程度については調査中としています。
高校から報告を受けた高野連=日本高校野球連盟は、日本学生野球協会に処分の申請を行っていて、高校は、3月4日に決まる見通しの処分内容を受けて記者会見を開くとしています。
龍谷大平安高校は、春夏通算76回の甲子園の出場経験があり、原田監督は、1997年の春のセンバツ高校野球で、監督として初めて甲子園に出場しました。
2014年のセンバツでは、監督として初めて優勝を果たすなど、これまで春夏通算で19回、甲子園出場に導いています。
甲子園出場76回 京都 龍谷大平安の野球部監督が部員に暴行か
高校野球で春夏通算76回の甲子園の出場経験がある京都の龍谷大平安高校で、部員に暴行をしたとして、原田英彦監督が自宅待機を命じられ、学校が暴行の詳しい状況などについて調査していることがわかりました。