高橋 幸 (Yuki Takahashi)『恋愛社会学』3刷!

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高橋 幸 (Yuki Takahashi)『恋愛社会学』3刷!
@Schnee05
東京大学総合文化研究科→國學院/武蔵/明治/明治学院/日本女子/成城/成蹊/関東学院大学の非常勤講師→石巻専修大学。専門はジェンダー理論、社会学理論。 researchmap.jp/y_takahashi0505 『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど—ポストフェミニズムと女らしさのゆくえ』

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卒論で「ルッキズム」を研究したい人およびそれを指導する先生のためのまとめ。 ①ルッキズムという概念は2000年代頃から登場した新しい思想フレーム。 フェミニズムも外見について議論してきたが、20世紀後半のフェミニズムは「ルッキズム」というフレーミングでは議論してきていない。
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②いまのところルッキズム関連で日本語で読める主要参考文献は『美の陰謀』(ナオミ・ウォルフ)、『美貌格差』(ハマーメシュ)、『エロティック・キャピタル』(キャサリン・ハキム)あたり。ルッキズムの定義はAyto, John, 1999, Twentieth Century Words, Oxford University Press. が定石っぽい。
『現代思想』ルッキズム特集に「女性の外見的魅力をめぐるフェミニズムのポリティクス」を寄稿しています。 「少女たちのセクシーなセルフィ投稿」に関するフェミニズム内部での論争(『セックス・ロール』誌上での第二次セックス・ウォー:女性の性的主体化として肯定する派 vs 警戒する派)や
マッチングアプリ恋愛の特徴は、出会ってから交際までの期間が短いこと。この理由は主に、最初から恋愛相手として出会うから。 これによって何が「合理化」されているのかというと、 ①長い片思い期間(これまで青春恋愛アニメ・映画で主題となってきたもの)と、
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高橋 幸 (Yuki Takahashi)『恋愛社会学』3刷!
@Schnee05
本日発表した原稿(パワーポイント)を、いつもの通りリサーチマップにアップしました。色々な方から有益なコメントやアドバイスをいただきました。ありがとうございました。researchmap.jp/y_takahashi050
公開されました。ぜひお読みください~。「アイドルやミスコンの内部においてこそ、フェミニズム的な意識が必要になっている」という話を、あれこれ丁寧に頑張ってしています。
もし私が社会学の大学院ゼミを持っていたら、2024年前期に院生と一緒に講読する文献は、 『資本主義の新たな精神 上下』(ボルタンスキー&シャペロ, 2013,ナカニシヤ出版) 『負債論』(グレーバー, 2016, 以文社) 『クリエイティブであれ』(マクロビー, 2023, 花伝社)の3冊ですかね。
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@Schnee05
もし私が社会学の大学院ゼミを持っていたら、2022年度前期の講読はラトゥールの『社会的なものを組み直す』とルーマンの『社会の道徳』だなぁ!  数年で業績を出すのに役に立つとは言いがたいが、10年後もいい研究をしているような研究者を育てるためには、ゼミでみんなでこういうのを読んでおくと
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したがって、現代のルッキズムはフェミニズムが外見について議論してきた枠組みとは少し違う可能性があるということは念頭に置いておくべき。 ただし、第三波フェミニズムとは時代的にも近いので、フレーミングとしても似ている可能性は高い。
『現代思想』9月号の「メタバース」特集、どの論考もとても面白くて勉強になりました。 VTuberに見られるような美少女アバターの乱用は女性の性的モノ化なのだろうか…? ということが気になっている人は、とりあえずブレディキナの論考と松浦優さんの論考を読みましょう!
さきほどまで、横浜フェミニズム研究会でバトラーの『問題=物質となる身体』の検討会やっていて、序文~第2章のレジュメを切ったので、アップしました。レズビアン・ファルスの構想の話、重要。 バトラーの議論のどこまでは使えて、どこは使えなさそうかをまとめました
「表層が全てだ、オリジナルなどなくすべてコピーなのだ」とするポストモダン思想の後、 「外見がすべてだ」というルッキズム的発想が蔓延するのはある種の思想的必然だったのでは...というようなことを2週間くらい前に思ってしまったので、『現代思想』のポストモダン特集(2021年6月号)読み直してる
というわけで、私は「恋愛の性別役割」が問題なのだという用語系を頑張って構築し、#恋愛社会学 の第12章で論じたわけでした。 「性的魅力」を磨いたり惹かれたりすることは否定しないけど、恋愛の性別役割は問題だという分析枠組みの初出は『もういらない』(と省略することにします)の第3章( p.77)。
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クイア理論を踏まえてフェミニズムをどう組み直すかを論じた『〈トラブル〉としてのフェミニズム』(2022, 青土社)、すばらしかった。 藤高和輝さんという思想家が日本語話者として生きてくれて日本語でこの本を書いてくれてよかった……と思った。 *英語圏の議論が紹介されており「英語/日本語」→
あと、フーコー的な「権力によって個人は主体化させられている」とする主体化論に対して、「従属化した主体であっても自律性が全くないわけではないはずである。」と反論し、フーコーのテクストもそのように読解できると読み解いてみせている北島(2020)論文、ほんと偉い(ありがとうございます)。
第3回は愛着について! 「ポルノ動画とラブコメ映画で性や恋愛を学ぶことの危険性は、近年多くの人が訴えている。「ナンパ塾」のような…恋愛関係教育も問題があることは明らかだ。非公式であやしげなものとして、恋愛や性を語る時代はそろそろ終わりにしよう」 s-scrap.com/?p=9745&previe
2021年に『現代思想 特集=〈恋愛〉の現在』で対談させていただいた永田夏来さん()と共に『恋愛社会学』という本の編著者をしています。 コンセプトは”学部3、4年生でも読める恋愛社会学入門の本”。今年度中には刊行予定です! 刊行めどが立ったので呟いていこうと思います。
ホックシールドの感情労働論の面白いところは、社会構造の序列に基づいて感情贈与が不均等に行われてるって言ってるとこなのね。下位の人の方が対面相互コミュにおいて上位を褒めたり愛想笑いしたりといった感情贈与を多くしているわけ。at-living.press/sustainable/40 ルッキズムってそういう社会構造序列へ
『社会学の基礎』第8章「ジェンダーとセクシュアリティ」を執筆しました。ジェンダー研究/セクシュアリティ研究/トランスジェンダー研究の3本柱でまとめています。いま社会学(1コマ90分)で伝えるべき基礎情報は入っていると自負しています。お読みいただきご批判いただけたら
ミス/ミスターソフィアの制度改革について、書きました。 gendai.ismedia.jp/articles/-/748 前半部分は一般向けの「ルッキズムとは何か」の解説になっておりますが、 ビューティーコンテストをめぐる日米の態度を対比的に論じることで、文化論としても読めるものになるように工夫しました
この4月から宮城県の石巻専修大学に社会学の教員として着任しました。 石巻(いしのまき)は私の生まれ故郷で、小5まで石巻で育ちました。おばあちゃんちが大学から車で10分という土地柄です。 引き続き頑張りたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。
『恋愛社会学』コラム2では、既存の社会学的・ジェンダー論的恋愛批判で多用されてきた「ロマンティックラブイデオロギー」は和製英語で、(私が辿れた限りだと)上野千鶴子さんの造語だという話をしています。 これは英語圏では流通していない日本独自概念。 したがって、日米の恋愛をめぐる文化差を
2023年10月8日、9日の日本社会学会大会で、 「効率のいい恋愛」という新たな経験の諸相——マッチンググアプリ利用者調査2022の結果から(2) という報告をします。マッチングアプリ利用者へのインタビュー調査(18人)の分析結果報告です。概要をこちらに載せました。
『女性学』vol.29の特集「『ポストフェミニズム』を問う」に、シンポジウム内容を書き起こした論文 「ポストフェミニズム的言説パターンとその特徴」を載せていただきました。 ポストフェミニズムに関するあらゆる論点・論争の芽がつめこまれた特集となっておりますのでぜひチェックしてください!
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ポリタスでお話しさせてもらった時の「社会学では恋愛をどう定義してるんですか?」への回答。こう整理すればいいんだという結論に至ったので書きました。 刊行から2ヶ月。 様々な方々の反応も踏まえつつの、 編者による『恋愛社会学』における恋愛とは何かの整理です。
ドゥルーズ/ガタリの『アンチ・オイディプス』を最初に読んだのはたぶん23歳くらいの頃であり、それ以降何度も「今ならわかりそうな気がする!」と思って挑戦しては「ダメだ、あと一歩よく分からん」を繰り返し、今回は人生で6回目くらいの挑戦なのだけれど、なんか今回はすごく良く分かる!
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③社会学の卒論なら「ルッキズムは良いのか悪いのか」「ルッキズムの問題点」といった問いを立てて議論するよりも、 外見や美に関して具体的にどういう社会的現象およびコミュニケーションが起こっているのかを、質的調査(インタビューやオンライン+オフライン参与観察)を通して丁寧に描きだす
先日、8月上旬に「ルッキズムを考えるー外見の序列化はなぜ「不当」なのか?」という発表をしました。その資料はこちらにアップしてあります。 科研「美容・ファッション業界と教育機関におけるルッキズムの文化人類学的研究」(23K17532、代表田中雅一先生)の研究会です。 researchmap.jp/y_takahashi050
ドナルド・マッケンジーの『金融市場の社会学(Material Markets: How Economic Agents are Constructed)』がすごく面白かった。 物的なものと人の配置のされ方から金融市場を記述していく本。 装置dispositifでも布置constellationでもなく、配置agencement。
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(つまり、セクシーな自己呈示をするのは「異性」ためとかではないという話。フェミニズムもそろそろ、男性学の奮闘から新たに学んで、女性間序列の話もした方がいいのではと思っています。それを見ていくことで、女性に課されている社会的規範も見えてきますし。)
『恋愛社会学』がとうとう明日、出版されます。 カバーはしっとりした手触りで、 絵の具のマテリアル感も、 デジタル処理でしかありえない影の入り方も、ステキです。 ぜひお手に取っていただけたら嬉しいです。 よろしくお願い致します。 #恋愛社会学
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高橋 幸 (Yuki Takahashi)『恋愛社会学』3刷!
@Schnee05
2021年に『現代思想 特集=〈恋愛〉の現在』で対談させていただいた永田夏来さん(@sunnyfunny99)と共に『恋愛社会学』という本の編著者をしています。 コンセプトは”学部3、4年生でも読める恋愛社会学入門の本”。今年度中には刊行予定です! 刊行めどが立ったので呟いていこうと思います。