石破首相、米ウクライナ会談決裂に「やや意外な展開」 G7結束へ努力する意向表明

石破首相=2月27日午後、首相官邸
石破首相=2月27日午後、首相官邸

石破茂首相は1日、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が決裂したことに関し、「やや意外な展開になった。国際社会の分断を招かないよう先進7カ国(G7)の結束に努力したい」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。

首相は会談について「かなり感情的なやり取りだったようにも見受けた」と述べた。その上で、「両氏とも一日も早い平和ということで一致している」と強調。日本として米国とウクライナの分断を回避するように取り組む意向を示し、「それぞれの利益を最大限に実現していくためには、忍耐や思いやりもいる」と指摘した。

ロシアのウクライナ侵略を巡っては、トランプ氏とロシアのプーチン大統領の間で進められている停戦協議で、米国と欧州各国の足並みの乱れが指摘されていた。政府はG7など国際社会と連携してロシアに対し制裁を科しているものの、米国とウクライナ・欧州の間で不協和音が顕在化したことで、今後は難しい対応を迫られることになりそうだ。

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