国立病院の看護師労働組合がスト 佐賀県でも賃上げ求め訴え
全国の国立病院で働く看護師などでつくる労働組合が物価の上昇が続く中、給与が国家公務員の水準に届いていないとして、賃上げなど待遇の改善を求めて1時間のストライキを行い、佐賀県内でも看護師らが訴えました。
ストライキを行ったのは、国立病院で働く看護師などでつくる「全医労=全日本国立医療労働組合」です。
このうち県内では、県庁の周辺で全医労佐賀地区協議会の看護師や介護士、およそ20人が集まり、賃上げなどを求めるシュプレヒコールを上げながらデモ行進を行いました。
これに先だって佐賀市の国立病院機構佐賀病院では、午前8時半ごろから看護師や支援者およそ10人が「ストライキ決行中」などと書かれた看板や横断幕を持って病院の前に整列しました。
組合によりますと、物価の上昇が続く中、給与が国家公務員の水準に届いていないとして、労使交渉で賃金の引き上げや職員の増員を求めてきましたが、28日までに満足する回答が得られなかったということです。
佐賀県内では4つの病院であわせて8人の看護師が1時間のストライキを行ったということで、県内でストライキが行われたのはおととし以来、2年ぶりです。
ストライキを行った看護師で全医労佐賀地区協議会の樋口一貴副議長は「看護や介護の医療現場にいる仲間たちは、非常に低い賃金で働いています。今回の行動が少しでもみんなのためになってほしいです」と話していました。