大分市にある大分大学教育学部附属小学校で、元PTA事務員がPTA会費などおよそ910万円を着服していたことがわかりました。
関係者によりますと、附属小学校では去年12月、PTAの事務員が不自然な支出に気づき、学校関係者らが調査したところ、前任の事務員が不正な会計処理をしていたことが判明しました。
元事務員は、昨年度までの3年間で学校の備品や消耗品を購入したかのようにみせかけたり、請求書を偽造したりして差額分を着服していたということです。着服額は、PTA会費441万円と、後援会費469万円をあわせた約910万円です。

聴き取りに対して元事務員は「投資や賭け事、生活費として私的に使い込んだ」と事実関係を認めていて、3月末までに全額返済する意思を示しているということです。