国立病院で働く看護師など 賃上げ求め全国一斉のストライキ
ことしの春闘が本格化する中、国立病院機構が運営する病院で働く看護師などでつくる労働組合は28日、賃上げを求めて2年ぶりに全国一斉のストライキを行いました。
ストライキを行ったのは、独立行政法人・国立病院機構が運営する全国の病院で働く看護師などでつくる「全医労」=全日本国立医療労働組合です。
群馬県では、高崎総合医療センターの前で県内の組合員など6人が午前9時から1時間のストライキを行い、賃上げを訴えました。
組合によりますと、人手不足によって業務負担が増えた一方、地域手当の見直しでことし4月以降の収入が減ることなどから待遇の改善を求めてきましたが、団体交渉で満足な回答が得られなかったということです。
労働組合は3月も団体交渉を予定していて、回答の内容によっては再びストライキも検討するということです。
ストライキを行った全医労高崎支部の橋詰支津子さんは「賃金が下がると、ほかの医療機関などに人材が流出し、患者に必要なサービスを提供できなくなるおそれがある。働く人に選んでもらえる労働環境の実現に向けて取り組みたい」と話していました。