トランプ氏「ゼレンスキー氏、米国を侮辱」 協定署名せず
【ワシントン=坂口幸裕】トランプ米大統領は28日、米首都ワシントンのホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。記者を入れた会談の冒頭で激しい口論になり、予定していたウクライナの資源権益に関する協定への署名を見送った。共同記者会見も中止した。
トランプ氏は会談後、自身のSNSで「ゼレンスキー氏は大切な大統領執務室で米国を侮辱した。平和の準備ができたら戻ってくればいい」と投稿した。...
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(更新)- 赤川省吾日本経済新聞社 欧州総局長ひとこと解説
トランプ氏がロシア擁護を連発し、民主主義陣営から強権国家陣営に寝返ったようにみえます。ウクライナからすれば米ロが結びつき、米国が資源、ロシアが領土を狙っているとしか見えないでしょう。 欧州は同盟国・米国のあまりの変質ぶりに驚く一方、頭をかしげます。「プーチン氏の意向に沿うようにロシアに大幅譲歩する一方、ウクライナに圧力をかける。取引(ディール)になっていない。なぜそこまでロシアの意見を代弁するのか?」 国際秩序が「法の支配」から「力による支配」に変わり、「ウクライナの実質敗戦」を許した欧州の落日も浮き彫りになってきました。恐ろしい時代の幕開けでないことを願っています。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR250F50V20C25A2000000/ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR141VY0U5A210C2000000/
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2025年1月20日(現地時間)にドナルド・トランプ氏が再びアメリカ大統領に就任。政権の行方など最新ニュースや解説を掲載します。